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1981年5月 長野県木島平村

子供の頃、毎年夏休みになると半月ほど預けられていた母方の本家
この年の夏前に茅葺き屋根にトタンをかけてしまうと聞いたので、見納めにと伺った時の記録です

上野から乗ってきた「あさま」を飯山線のホームから

まずは上野から「特急あさま」で長野駅まで、ここから飯山線に乗り換えです
しばし飯山線の風景を

信濃浅野駅 ちょうど改札付近に停車しました
立ヶ花の鉄橋 今は架け替えられてしまいました 赤い鉄橋はいいですね 
千曲川沿いの桃畑
蓮駅の無人改札 ここでも改札近くに停車してラッキー 切符入れがおしゃれですね

当時の木島平への行き方としては長野電鉄木島駅からバスが一般的でしたが、千曲川に沿った風景が好きだったので一人で行く時は常に飯山線利用でした
長野電鉄木島線に最後に乗ったのは長野駅が地下化される前、こちたももう少し乗っておけばよかったなぁと思う今日この頃です
バスもいつの間にか廃止されてたし…

木島田んぼから樽滝方向

飯山駅からは徒歩で飯山から木島平まで
木島平には山の奥の方に樽滝という年に数回しか見られない「幻の滝」があるのですが、母から「下の方の木島田んぼあたりからも見える」と聞いていましたがこの時に初めて確認することができました
正面のV字谷のところを200mmレンズで拡大した写真を下に

樽滝(中央の白い斜め線)

そして本家到着し目的の屋根撮影

破風に「水」とあるのは火伏のお呪いらしいです
冬は屋根から下ろした雪が軒スレスレまで来るので屋根のてっぺんからソリで滑り降りたりしてました

夏に再び訪れた際はトタン板で覆われてしまっていたので、最後に写真を残せてよかったと思います 伯父や従兄はほぼ写真を撮らない人だったので、特に伯父からは感謝されたのをよく覚えています
そして一泊させていただいて帰路に(今なら新幹線で日帰り可能ですね)

飯山駅プラットホーム 左奥にラッセル車が見えます

木島平からの帰路はいつも朝一番、鉄道利用の場合は飯山駅始発の長野行きでした
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当時、旅行の際の撮影は1日あたり36枚撮りフィルム1本を上限としてたので、今見返すともっと撮っておけばと思います

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