【中学英語】不定詞④
前回はIt is ... to ~. の文について学習しました。
不定詞が主語になるときは長い語句になるので、不定詞の部分を文末に置いてItを形式主語にしました。
不定詞は動詞の性質を持っているので、動作の主体となる不定詞の意味上の主語は「for+名詞・代名詞の目的格」を不定詞の前に置きました。
今回はSVO+不定詞について学びます。
今日も張り切って頑張っていきましょう(`・ω・´)ゞ
【1】SVO+不定詞
want+人+不定詞の形で「人に~してもらいたい」という意味を表します。
人が不定詞の意味上の主語になります。
前回と違って今回forはつきません。
人が動詞の目的語になっているので、目的語は名詞・代名詞の目的格が単体で置かれるのでforが要らないのです。
I want her to read this book.
目的語に人がくる場合は、「誰にしてほしいのかを先ず伝えたい」という話し手の心理が働いているからです。
他の誰でもない「彼女に」読んでもらいたいのです。
want/would like+O+不定詞 Оに~してほしい
tell+O+不定詞 Оに~するように言う(命令)
ask+O+不定詞 Оに~するよう頼む(依頼)
tellとaskのに違いは
tell:上から目線
ask:下から目線
となります。
【2】原形不定詞
原形不定詞はtoがつかずに、動詞の原形で不定詞の働きをするものです。
主に使役動詞や知覚動詞のときに、この原形不定詞が使われます。
<使役動詞>相手に何かをさせる動詞です。
make+O+原形不定詞「(強制的に)Оに~させる」
have+O+原形不定詞「(Оがすべきであることを)Оに~させる」「(Оがすべきであることを)Оに~してもらう」
let+O+原形不定詞「Оが~することを許す」
強制度は
make>have>letとなります。
<知覚動詞>何かを感じる感覚を表す動詞です。
see+O+原形不定詞「Оが~するのが見える」
look at+O+原形不定詞「Оが~するのを見る」
watch+O+原形不定詞「Оが~するのをじっと見る」
hear+O+原形不定詞「Оが~するのが聞こえる」
listen to+O+原形不定詞「Оが~するのを聞く」
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