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【中学英語】不定詞①

今回は不定詞です。

苦手な人も多くいるようですが、しっかりとルールを守れば簡単です。

今日も張り切って頑張っていきましょう(`・ω・´)ゞ

【1】不定詞とは…?

英文では接続詞(andやorなど)がない限り、1文に1動詞が基本です。

しかし「泳いでいる女の子」「勉強するために」など、修飾部分で動詞を使いたいときがあります。

その場合、英文では2つ目の動詞、つまり述語動詞でないものは形を変えて使用します。

それを準動詞と言います。

準動詞には
●不定詞 to do
●動名詞 doing
●分詞 doing / -ed
の3種類あります。

準動詞のはたらきは
①名詞のはたらきをするもの「~すること」
②形容詞のはたらきをするもの「~するための」「~している」など
③副詞のはたらきをするもの「~するために」「~して」など
といった動詞にはないはたらきがあります。


<ちょっと確認>品詞のはたらき
名詞は物の名前の言葉で、文中では主語・補語・目的語になります。

形容詞は様子や状態を表す言葉で、文中では補語になるか名詞を修飾します。

副詞は主に動詞を修飾する言葉で、動作や状態の原因などを表します。


<ちょっと確認>文の要素
主語:動作をする人のことで、「〇〇は~」にあたります。

補語:主語の様子・状態を表す言葉で、「〇〇です」にあたります。

目的語:動作の対象を表す言葉で、「〇〇に」「〇〇を」にあたります。


準動詞はもともと動詞から派生した言葉なので
●句をつくるときには目的語・補語・修飾語を伴う
●意味上の主語を持つ
といった動詞と同じようなはたらきももっています。


始めて準動詞を勉強する人はちょっと分かりにくいかと思います。

ですので、かなり乱暴ですが先ずは「2個目の動詞は形を変えないとダメ」ということだけ覚えてください。


今回勉強する不定詞は文中で名詞・形容詞・副詞といった様々なはたらきをします。

文の要素を考えればそのはたらきが見えてきますので、文の構造を考えてくださいね。

【2】不定詞の名詞的用法

不定詞を含む語句が名詞のはたらきをして「~すること」という意味になります。


①主語になる
To get up early is very important.

英文では「短い語句→長い語句」の順が好まれる傾向にあるので、不定詞が主語になる場合は形式主語Itに代えて、真主語は文末にすることが多いです。
It is very important to get up early.
詳しくは後ほど学習します。


②補語になる
My dream is to be a scientist.

補語は主語を詳しく説明している言葉なので「主語=補語」の関係が成り立ちます。


③目的語になる
I hope to go to the U.S.

第5文型(SVOC)では目的語も主語同様に長い語句の場合は、形式目的語itを使って後ろに置くことが多いです。
I found it difficult to read this book without a dictionary.
詳しくはコチラも後ほど学習します。

【3】不定詞の形容詞的用法

形容詞的用法という名の通り、不定詞が直前の名詞を後ろから修飾します。

「~する・・・」「~すべき・・・」「~するための・・・」という意味を表します。


●直前の名詞が主語のはたらきをする
I didn't have friends to help me.
friendsがhelp meの意味上の主語になり、「私を手伝ってくれる友人」となります。


●直前の名詞が目的語のはたらきをする
I have a lot of homeworks to do today.
a lot of homeworksがto do todayの意味上の目的語になっていて、「今日すべきたくさんの宿題」となります。


●直前の名詞が前置詞の目的語のはたらきをする
You will have to bring something to write with tomorrow.
somethingが前置詞withの目的語になり「書くための何か」となります。

【4】不定詞の副詞的用法

不定詞が名詞以外の語句や文全体を修飾します。


●目的を表す
「~するために…」という意味で、不定詞が動作・行為の目的を表します。
I go to the U.S. to study English.


●感情の原因を表す
感情を表す形容詞と結びついて「~して…」という意味で、その感情を起こす原因を表します。
I'm glad to see you.


<感情の原因を表す不定詞と結びつく形容詞>
be glad[happy] to do 「~してうれしい」
be sorry 「~して残念な」
be surprised to do 「~して驚いた」
be sad to do 「~して悲しい」
be disappointed to do 「~してがっかりした」
be proud to do 「~して誇りに思っている)

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