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高齢数学者と女詐欺師②

長らく更新していませんでしたが、現状報告。(書き殴り文で御免)
若いその女詐欺師と一緒に暮らすと言って、この街を出て行った数学者の先生。

毎日のFacebook更新を見ていると、みかん箱をひっくり返して、コンビニで買ってきたソーセージをつまみに缶チューハイで一杯やっている投稿が毎日だ。それが現実だ。

先生の思惑では、私を好きだという若い子と一緒に住めば、身の回りの支度から酒の肴まで全て用意してくれる。夢のような生活を夢見ていたのだろう。

でも甘かった。

一緒に住もう!と言ってくれたその彼女(先生曰く、俺の彼女と呼んでいる)は、待てど暮らせど一緒に済んでくれる気配はない。

そらそうだろう。

頭の隅から隅まで数学しかない石頭と一緒にいて誰が楽しいもんか。 少しでも意見すれば怒鳴り散らす有様で、それに耐えられる若い女の子がいれば、うちのスタッフに欲しいくらいだわ。


ではなぜ、その『彼女』は、先生と一緒に住みたい!と言ったのか。

俺の直感では、自宅マンションを売らせる事が目的だったと思う。

ってか、もう売った。先生はもう、マンションを売ってしまったのだ。

3日に一度、Facebook messengerで連絡が来るんだけど、「今日は彼女のために、渋谷に契約に行ってきました」

おいおい、なんの契約させられてんの?



ここまで読んで、こう思う方もいるであろう。

「なぜ、先生を止めてあげないの?先生!詐欺に遭っているよ!って!」

何人もの飲み仲間が、それに挑戦したが、その話を持ちかける否や先生の怒りは瞬時に沸点に達し、お怒りになられる。

誰の話も聞かないんだ。


うちの店で他のお客さんが、「どうして止めないんだ💢」という方が出た。

「じゃあ、あなたが止めてあげてください。」

「いや…私はちょっと…」

この有様。

私の霊視(霊視?😆)によると、

昨年亡くなった先生の奥様(薬剤師さま)との間に、お子様は居なかった。

いわば、先生は身寄りがないのだ。

先生話すこれまでの話を組み立てるとこういう過去になる。

先生は、無類の酒好きで、若い頃から毎晩飲みに出、奥様が晩御飯を用意して待つも、それには帰らず、朝方まで飲み歩いたらしい。

昔は車の飲酒運転も緩く、仲間と車で移動しながら東京のあちこちで飲んだそうだ。

給料も使い果たし、消費者金融に借金があったことも俺に告白。

それは妻が肩代わりし「2度と消費者金融に借金しない事」を約束させられたらしい。

毎日飲み歩いていれば、子供を作るタイミングもないだろうに。
しかし、さすが数学者、浮気だけは一回もなかったとのこと。
しかし、妻とも何もなかったのだろう。

俺が思うに、奥様は寂しかっただろうに。
疲れて帰ってきても話し相手もなく、自分が用意した美味しい夕食も、誰かに食べてもらうことはない。
しかも昔の人間だもので、離婚という考えにも至ることができぬ。真面目な方だったんでしょう奥様。

奥様、子供の一人でもいれば、それを糧により人生を楽しめたのかもしれない。

孫もいれば、むしろ先生なんか帰ってこなくて良い、という発想にでもなったのでしょう。

奥様のお気持ちお察しします。南無阿弥陀…
俺なら耐えきれなくて精神病になるでしょう。

先生曰く、奥様が息を引き取る瞬間、ニコニコと笑顔だったらしい。
先生は何故奥様がニコニコしながら息を引き取ったのか。その意味が後々になってわかった!と仰ってきた。

「ありえないほどのお金を妻が残してくれたんだ!」と、先生は喜んでいた。

「妻がこのお金を使いなさい…と、ニコニコしながら他界して行ったんだ!と先生は笑っていた。


俺はこう思う。
奥様は
「これでやっとあなたと離れることができるわ。 私は天国に行くわ。でも、あなたは、地獄にいくのよ。必ず。必ずね💢」フフフッ(笑)

というニコニコだと思う。


現に、奥様が亡くなられて一年しないうちに、「彼女」と呼ばれる存在が浮上してきた。

そして、マンション売却

最後はけつの毛まで抜かれて、地獄にゆくのか、天国にゆくのか。


また結果報告いたしますね

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