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異業種転職〜先生を目指していたはずが、気づいたら採用に沼っていた私の話〜

はじめまして。
株式会社キャスターが運営する採用代行サービスCASTER BIZ recruitingでリクルーターをしているごたんぴです。
転生もののラノベタイトルのようなで感じですが、
元々は先生を目指していたはずの私が気づいたら採用に沼っていた話をさせていただきます。

目次

  • 自己紹介

  • <大学>あれ…?なんか違くね?

  • <アパレル>えっ…嘘でしょ?

  • <エージェント>これでいいのかなぁ…?

  • <人事>もしかして、みんなわかってない!?

  • <キャスター>採用の底なし沼にハマる…

自己紹介

  • あだ名:ごたんぴ(前々職の同期につけられたものの、”ぴ”の理由は不明)

  • 性別:男性

  • 出身:埼玉の浦和生まれ⇨名古屋⇨大阪⇨新潟育ち

  • 趣味:和太鼓、料理、洗濯、メルカリ、ジャニーズ(SixTONES、NEWS)

小学生から続けて20年目になりました!!お祭り大好き人間です!!

<大学>あれ…?なんか違くね?

私は高校時代まで「スクールカウンセラー」になるか「先生」になるか悩んでいました。
どちらを通じてもやりかったことは「人の悩みを解決すること」「人を支えてあげること」でした。
卒業まで結局どちらの道に進むか決められなかった私は、「心理学部」と「外国語学部」どちらも受験をして「受かった方に行こう!」と決めました。
その結果、「外国語学部」に合格したので、「英語の先生」を目指して大学に通い始めました。

順調に大学生活を過ごし、私は4年生の春に母校の高校に教育実習に行きました。初めて教壇に立って目の前の学生たちに勉強を教え、体育祭にも一緒に参加してとても充実した実習期間を過ごすことができました。
しかし、それと同時に「これって私がやる必要があるのか…?」という大きな悩みが生まれました。

文科省が決めたカリキュラムに則って勉強を教える。わかっていたことでしたが、実際に肌で感じてみると、どうしても「これではない感」を強く覚えました。ただ、これまでずっと先生になることを目指していたため、違う道を選ぶことに抵抗がありました。

その悩みを、当時の担当教諭に相談をすると「教育は学校だけじゃない。むしろ社会に出てからの方が教育は必要になるし、学校だけにこだわる必要はないんじゃないかな?」という言葉をもらいました。
その言葉が、スッと自分の中に入ってきて、とても納得したのを今でも覚えています。
そこから、私は先生の道をやめ、就職の道を選択しました。

教育実習生の時です。黒板の字が汚すぎて引いてます😨

<アパレル>えっ…嘘でしょ?

大学時代にアパレル企業でアルバイトをしていた経験から、新卒はアパレル業界で販売員の職に就きました。
数あるアパレル企業の中から、1社目の会社を選んだ最大の理由は「人事部 教育課」という部署があることでした。教育課は全国の販売員の接客指導や、新卒・中途社員の入社教育を行う部署でした。
もちろん新卒からその部署に入ることはできないので、販売員から最速で辿り着くために、とにかくがむしゃらに頑張りました!

その結果、全国1位の売上を取ることもでき、社内表彰を受けたり、新卒2年目には教育研修合宿の指導官にも任命されました。
しかし、教育課に行くためには「最低でもエリアマネージャーの経験をしないとダメ」と言われたので、店長になって実績を上げてエリアマネージャーを目指すことに。

私が上司にしつこく「店長になりたい。店長になりたい。店長になりたい…」と言っていたこともあり、同期の中でも最速で店長になることができました!
ところが、任された店舗はまさかの赤字店舗…数ヶ月以内に売り上げを回復させないと閉店してしまう店舗でした。
私は売り上げを1円であげるために、ありとあらゆる手段を使いました。その結果、12ヶ月連続目標達成店舗になるまで回復し、全国有数のモデル店舗になりました。

「これは、エリアマネージャー待ったなしだろ!」と思っていたのですが、当時私が25歳だったこともあり「その歳でエリアマネージャーは前例がない」という理由で昇進は叶いませんでした。
全く納得ができない理由でしたが、年功序列体質の企業だったので、負けずに頑張ろう!と思っていた時、教育課がなくなることを耳にしました。
「えっ…嘘でしょ?」と思うと同時に、頑張ってきた気持ちがプツンと切れてしまい、私は退職しました。

手前の写真にいくにつれて職位が上がっております。
最終的にはバキバキに仕上がった顔になっておりますw

<エージェント>これでいいのかなぁ…?

その後、私は転職して、新卒向けの就職エージェントサービスを展開する企業に勤めました。
キャリアアドバイザーとして主に大学生の就職相談に乗るとともに、内定獲得に向けて履歴書作成や面接練習などをお手伝いしました。

その中で、とても勉強になったのは「自己分析」でした。自身が大学生の時にも行なったはずでしたが、改めて専門的に学び直すと、いかに自身の自己分析が足りていなかったかを思い知りました。それと同時に、就職をする上で自己分析の重要性も知りました。

私はどんどん自己分析について学んでいくようになり「自己分析オタク」になりました。その結果、多くの学生さんの考えを整理して、導いてあげるお手伝いをすることができました。

そうやって多くの学生さんを世に送り出すことができた頃、教育実習時代の担当教諭の言っていた「教育は学校だけじゃない。むしろ社会に出てからの方が教育は必要になる」という言葉を思い出しました。
自分が考えていた「人の悩みを解決すること」「人を支えてあげること」を体現した教育ができているなぁ、と感じました。

しかし、数年経った時に、過去に自身が支援をした学生さんから「入社して数ヶ月で会社を辞めました」「合っていないと感じて苦しいです」という連絡をもらうことも増えました。
どうしても「エージェントサービス」というビジネスモデル上、利益を出すために”マインドセット”をして、”受からせるための教育”が必要になることもありました。その結果、マッチした企業に入れる子もいれば、なんで入ったのかわからなくなってしまう子もいました。
その頃から、自身の行っていることに対して「これでいいのかなぁ…?」と思うようになり、次第に自信を失っていきました。

「内定獲得までではなく、もっと長い期間支援してあげることができれば…」そう考えた時に「人事」という仕事に強く惹かれるようになり、私はエージェントを辞めました。

社内表彰を受けた時の写真です。嬉しそうw

<人事>もしかして、みんなあんまりわかってない?

私はエージェントから転職をしてIT企業の採用担当となりました。
初めての人事業務、初めてのIT業界、初めてのエンジニア採用…初めてだらけで覚えることが山積みでしたが、毎日成長を感じることができて本当に楽しかったです!

しかし、コロナの影響もあり入社してから数ヶ月後に一気に採用が縮小になりました。私は、採用の実務が少なくなってしまった期間に何かできることはないか?と考え、採用広報や人脈を広げて情報を得ることに注力をしました。

毎日のように様々な企業のウェビナーを視聴して自身や組織に採用のナレッジを蓄積したり、人事交流会にも積極的に参加をして、異なる業界の採用担当の声を聞くこともできました。

一方で、その中でいくつかの疑問が生まれました。
「みんな自分よりも人事歴が長いのに、なんでこんな基本的なセミナーに参加しているんだろう?」
「5年、10年人事をやっている人でも攻略法ってわかっていないんだ…」
そう思った時に1つの仮説が浮かびました。
「もしかして、みんなあんまりわかってない?」

わかっていないこと自体は決して悪いことではなく、改善していければ問題ないと思います。しかし、多くの組織では「正しいことはわかっていないけど、これまでそうしてきた」という過去の実績や慣例をもとに採用を続けていることがわかりました。

それでは採用がうまくいかずに、求めている人材とは異なる方を採用してしまい、会社が思うように業績を伸ばせなくなってしまったり、入社した方にとってもミスマッチになってしまうのではないかと考えました。

その頃から「採用って思っていたよりもずっと難しい」「もっと、もっと深く知りたい!」と思うようになりました。
しかし、企業人事では自社の採用の中でしか学べません。それに対して物足りなさを感じるようになりました。

そして、そんな時にキャスターと出会いました。

中途採用がメインでしたが、新卒採用の立ち上げもやっていました!!
Instagramのアカウント運用とかも経験できてすごく楽しかったです♪

<キャスター>採用の底なし沼にハマる…

Wantedlyの「話を聞きにいきたい」を選んで、キャスターの人から直接話を聞きました。転職する気はほとんどありませんでしたが、話を聞いてどんどん惹かれていきました。

当時の私は、恥ずかしながらRPOの存在をあまり知らなかったこともあり、「自分がしたいと思っていたことがこの会社だと実現できる!」と感動したことを覚えています。

しかし、内定をもらってからは、キャスターに入社するかとても悩みました。
企業人事でい続ければ採用だけではなく、研修制度設計や評価制度策定など採用以外の業務経験も積める。自社で働く人たちのサポートをすることもできる。
それに対して、キャスターでリクルーターの道を選ぶと採用のスペシャリストにはなれるものの、それ以外のスキルを諦めないといけない可能性もある。

数日間悩みましたが、結果として私はキャスターに入社をすることを決めました。
決め手は自身の根底にある「人の悩みを解決すること」「人を支えてあげること」を実現したいと考えたからです。

一見すると、それなら企業人事の方が良いのでは?と思われるかもしれませんが、今の私にとっての「人」とは「私が直接関わっているかどうか」ではなく「より多くの人」を指しています。
そして「より多くの人」の悩みとなることは何か?人それぞれ悩みは異なると思いますが、生きる上で大切になる「仕事」で悩む人はとても多いと思います。
キャスターであればクライアントの採用課題を解決することで、クライアントの採用を正しく導くことができます。正しい採用ができれば、正しい雇用が生まれ、採用のミスマッチをなくすことができます。
それを多くの企業で行うことができれば、結果として1社の企業人事でいるよりも、より多くの人の悩みを解決することに繋がると考えました。

現在は、複数のクライアントの採用課題を解決するとともに、一緒働くメンバーの業務の悩みを解決するお手伝いもさせていただいています。さらには、自身の事業部の採用担当としても働けているので、私にとってこれほど幸せなことはありません。本当に最高です。

毎日が新しい発見や学びの連続で、知れば知るほど「採用って面白いな」と思い、「まだまだ知らないことだらけだな」と痛感させられます。
きっと、知り尽くしたとしても、時代の変化とともにトレンドや常識も変わっていくので、終わりはないと思います。
そして、終わりはないからこそ「こんなに面白い仕事はない」と思います。
終わりのない採用の底なし沼に、私と一緒にハマりたい方がいれば、ぜひキャスターでお待ちしていますね!笑

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