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オタクが苦手なオタクなので作品を読まなくなる歳になるのが怖い

めるる(挨拶)

年老いるのが怖い。普段老害になりたいとか言ってるけど実は怖い。
あんな老害にはなりたくない!って言いながら、その攻撃性が年を経て自分より年下に向いていくスパイラルに怯えて「老害になりたい。」とか抜かしてるだけなんだ。
いつかインターネット火の鳥が現れて、
「オホホ!あなたは老害になるのです!来世も、来来世も!未来永劫ずっとです!オホホホホ!」
ってさ。耐えられねえよ。

さて、俺はオタクがほぼ苦手だ。

「てぇてぇ」みたいな言語にサブイボが立つ。
子供の頃テレビチャンピオンでオタク王決定戦みたいな回があり、「萌え〜!」などと叫んでいる出演者を見てゾッとした感覚が27歳でもまだ生きいている。
どう好きか、くらいは己の言葉で表現したいんだ。

逆に「考察」みたいな集団も苦手だ。
作品をどう受け止めようと勝手だが「余白」は読者の落書きスペースとして用意されているとは思っていない。
語られない部分は作り手が考えに考えて削ぎ落としたヴィーナスの両腕だ。勝手に千手観音を拵えて世に放つな。

そして俺だ。
自分以外のオタクが嫌いで暗がりの湿った所に全力ダッシュするダンゴムシみてえなオタク。
何がしてえんだ。

俺ができる事はとにかく見る、読む事をやめないでいる事。年老いてもそれがずっとできるように。
親父が何を勧めても「もう作品を吸収できなくなった。」と言うようになって如実に思うようになった。

2年くらいサボったが好きな漫画についてもっと語っていきます。

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