デジ絵の製作過程(自己流)

作業工程1 ソフトはCLIP STUDIO EXです。まず下書きレイヤーに下絵を入れます。バイクはアタリ程度ですが、グリップとステップの位置は正確に取ります。キャラの手と足の位置がそこで決まるので、ポーズの基本になるからです。
作業工程2 バイクのディテールを描き込んでいきます。モンキーのタイヤはブロックパターンで、まともに描くととても面倒なのでいかに手を掛けずらしく見せるかがポイントです。
作業工程3 下書きレイヤーの上に作ったペン入れレイヤーに、Gペンで人物を入れていきます。
作業工程4 次はバイクのペン入れ。この時、人物とは別のレイヤーにしておくと、修正が楽です。
作業工程5 下書きを消してペン入れが終わった状態。アナログだと消しゴムかけたところですね。
作業工程6 レイヤーというのは紙と違って透明なので、手前の人物の後ろに色を塗ったり背景を描くと透けてしまいます。これは背景にトーンをベタ貼りした状態。人物までかかっちゃってますね。
作業工程7 そこで白い塗りつぶしレイヤーをつくり、人物とバイクの下に置きます。透けて欲しい所にツールで選択範囲を作り「透明色」で塗りつぶしたのがこの状態。バイクと人物が透けていませんね。
作業工程8 大雑把に下塗りをします。境界線ごとに「バケツツール」で色を流し込んでいきます。ペン入れしたレイヤーは常に一番上に置いてください。
作業工程9 バイクの見えにくい細部などは思い切ってベタにした方が重量感が出ていい感じになります。
作業工程10 下塗りレイヤーの上に「乗算」モードのレイヤーを作り、影をつけていきます。元の色よりかなり薄めにした方がいいですが、そこは試しつつ。やり直しがきくのがデジタルのいいところです。
作業工程11 エアブラシでハイライトを入れます。このレイヤーだけは線画の上に作らないと、光ってるように見えないので注意。これでバイクと人物が完成しました。
作業工程12 地面の質感を出すため、適当な砂目のトーンを背景に貼ります。ボカシは消しゴムツールをエアブラシのように使います。
作業工程13 トーンの下のレイヤーにエアブラシで地面の色をつけます。
作業工程15 #イラスト #コラボ  地面の色とトーンの間に「乗算」モードのレイヤーを作り、なげなわツールで影の形を作り、グラデーションツールで影を塗って完成です。

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