硫酸被害事件のように酸類をかけられる怖いアシッドアタックの対処法
この記事では、逆恨みの果てに、顔面に酸類をかけられる、硫酸被害事件のようなことが起こったときの対処法について考えていきます。
基本的に酸類をかけられたら、水で顔面を洗うしかありません。
刺激の強いもの以外は、液体の種類はなんでもいいので、とにかく水で洗う必要があります。
最悪、唾液でもかまわないです。
また、すぐに救急車を呼んで、医者の適切な治療によって、回復していくしかないのです。
つまり、一度、顔面に向けて、酸をかけられたら、一発でアウトだということです。
このような攻撃を、アシッドアタックと呼びます。
では、護身術の立場で、このアシッドアタックを最小限の被害で防ぐ方法はあるのでしょうか?
ここで考えてもらいたいのが、酸をかけるとき、普通は、対面した状況で行われることがほとんどだということです。
相手の思惑は、社会的抹殺を受けるほど、ひどい人相にしてやりたいという復讐心か、いかれた好奇心だと思います。
そうなると、顔面を集中して狙うことは明白です。
そのため、酸をかけようとするとは、正面かサイドから狙ってくる可能性が高いです。
それに、早く酸を勢いよくかけようとすると、液が飛び散って、自分までかかってしまう可能性があります。
なので、そんなに素早くかけてこないと思います。
相手だって、容器から液体がこぼれないように、慎重に酸の液体を持ってくるはずです。
特に重要なのは、目だけは守るということです。
これによって、一生の視力がかかわってきます。
顔面のパーツのうち、再生が不可能なのは、眼球です。
酸をかけられる瞬間に、目にかからないように、回避するか、顔をずらしたりして、対処しましょう。
目さえダーメージを受けなければ、ほかの部位に酸がかかっても、最悪、なんとかなります。
間に合わなければ、目をつむるしかありません。
手が痛いですが、液体をこすって、目に侵入しないように注意しましょう。
アシッドアタックの被害にあわないよう、人間関係でトラブルを起こさないよう気をつけてください。
それでも、不可抗力で、人にうらまれることは、現代社会では避けられません。
アシッドアタックによって、皮膚は酸によってただれていきます。
酸がかかれば、火傷のような状態になって、皮膚がダメージを受けます。
治療を始めたばかりの頃は、みにくい顔にショックを受けてしまうことでしょう。
それでも、根気強く療養をして、元の顔に戻していくしかありません。
この間は、治療費もかかるだけではなく、仕事をするための社会的な活動もできないので、難しい状況だと思います。
最悪、福祉のお世話になるしかありません。
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