有名企業や公務員の肩書き目当ての見合い結婚は失敗しやすい
私が、若い頃は、女性に相手をされたくて、有名企業や公務員を目指した時期がありました。
しかし、給料が高くなる、中高年世代になって、自主退職するよう、追い出し部屋に近い部署に、配置転換されたら、どうなるのでしょうか?
そうなると、たとえ、公務員であっても、精神を病んで休職する場合があります。
そうして、分限免職の規定により、就労の継続が困難になるとみなされ、辞めさせられるのです。
もちろん、大企業も、人件費が高く、体力や学習能力の衰えた、ミドル世代を雇っておけないので、希望退職をつのります。
彼らは、たいてい、ゼネラリストのスキルしかなく、再就職市場の価値は低いです。
よって、転職しても、給料の大幅ダウンは避けられないでしょう。
なので、最近の優秀な若者は、スキルがつくかは、配置転換の運まかせになってしまう、メンバーシップ型雇用の日系企業を嫌います。
したがって、彼らは、ジョブ型雇用で、給料の高い、外資系企業に就職しがちです。
最近では、人を大切にする、松下電機こと、パナソニックが、大量のミドル世代をリストラしたのは、記憶に新しいでしょう。
この中高年世代は、社内ニートのようで、高い給与のわりに、やれる能力が低い人達です。
そして、有名企業や公務員のネームバリューで生きてきた人は、アイデンティティを失いがちです。
さらに、見合い結婚で、旦那の安定した、高い給与目当てに結婚した妻は、ミキリをつけがちです。
こうして、失職後、家庭崩壊が起きてしまいます。
特に、銭ゲバで、プライドの高い奥さんは、その傾向が強いでしょう。
そんな日本のお父さんの没落を見てきた、男の子は、こんな日本型雇用のシステムで、家族を維持できるのか、不信感をいだきます。
かつての私が、そのような思いに悩みながら、父親の堕落を見ていました。
そのため、ますます、日本の結婚制度は、ハイリスクに思えてきます。
特に、人のスペックで相手を判断する結婚は、人の血がかよっていません。
もはや、お互いを支え合う、結婚制度の初心は、失われているでしょう。
私は、それ以前に、障害者による低能力で詰みましたが、ほかの方々は、幸せになってもらいたいです。
ただ、私の考え方は、ネガティブすぎるので、楽観的な方々は、気にする必要はないと思います。
また、日系企業の総合職に入ると、定期的に、配置転換をくらいます。
まさに、会社と心中するような、運まかせのキャリア形成であり、時代遅れな仕組みに思えるのです。
それなら、ジョブ型雇用にして、正社員の解雇規制を撤廃し、誰でも、再チャレンジできる世の中にしたほうがマシです。
下記のリンクは、平成不況のサラリーマンの再就職記です。