ウシジマ君の宇津井と同じ35歳になった感想!現実世界の再就職は?
私は、35歳になって、闇金ウシジマ君に出てくる、『フリーターくん』編の、宇津井優一と同じ年齢になりました。
彼は、純粋に無職というわけではなく、日雇いバイトをしているフリーターでした。
障害者で無職になっている自分よりは、よっぽど、ましな人生をおくっています。
ただ、借金が200万円近くあるのが、マイナスでしょう。
パチスロという、リスキーなギャンブルにも手をだしていました。
そんな宇津井も、ホームレスを経て、家族の苦境を知り、社会復帰します。
長期無職でも、訪問介護の仕事に就職して、安い給料で働きだしたのです。
夜勤で、工場のバイトもしながら、ダブルワークしています。
彼は、ウシジマくんで、数少ない、サクセスストーリーとなりました。
ただ、現実問題として、35歳の私が、訪問介護ができる可能性は低いです。
基本的に、介護の仕事は、女性であることが好まれます。
男性は、おばあちゃんの世話までしなければならないため、避けられてしまいがちです。
女性なら、おじいちゃんの介護まで、何の抵抗もなく、できますからね。
それに、夜勤の工場の仕事が、都合良く、ころがっているわけではありません。
ダブルワークできるほど、ゆるい職場なのでしょうか?
あくまでも、ウシジマくんは、創作の漫画であるので、現実世界の再就職を反映したものではありません。
当然、読者受けするために、脚色してある部分もあります。
宇津井は、障害者ではなく、健常者ですし、その気になれば、仕事をすることができるのです。
私は、能力が低すぎて、仕事でミスを連発してしまいます。
宇津井のような仕事のスキルが、とてもうらやましく感じるのです。
たしかに、人並み以下の能力かもしれません。
ただ、私の作業能力やコミュニケーション能力よりは、よっぽど上なのです。
ウシジマくんのフリーター編は、2005年頃に、コミックを購入して、読んでいました。
その頃は、私は、20代で、絶対にこんな大人にはならないと誓っていたのです。
しかし、結果的に、自らの障害や、社会の厳しさに敗北して、長期無職となりました。
気がつけば、宇津井以下の人生をおくっていたのです。
私が、今、できることといえば、障害者限定の仕事に就くことぐらいです。
また、アフィリエイトで、一発、当てるしかありません。
私の実家は、ローンを完済した持ち家ですし、ほかの家族は働いているため、お金を入れる心配もありません。
その点、宇津井よりは、よっぽど、めぐまれています。
そして、35歳という年齢は、人生のターニングポイントになりやすいです。
だから、ここまで、問題を先送りにしてきた、宇津井優一の個性が、目立つのだと思います。
あと、好きなウシジマくんのシリーズは、佐古彰という人物がメインの『生活保護くん』が魅力的です。
現在、闇金ウシジマくんの作品は、Youtubeチャンネルで、無料視聴できます。
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