見出し画像

FXの国内レバレッジ規制で閉ざされる下流脱出!金融庁の規制による海外業者への圧力

誰もが個人でネットトレードができるようになった時代、株式投資から商品先物、為替通貨の取引が自由にできるようになりました。

そんなトレーダー人口が増えるにつれて、投資環境を提供する業者が乱立します。

競争は激化していき、手数料やスプレッドのコストはどんどん下がっていきました。

そこで、デイトレーダーなるものが誕生し、時間を犠牲にしてまで大金を狙う人が増えていきます。

同時に、家族が路頭に迷うほど、大金を費やし、破産するものまで現れました。

株の暴落を受けて、ショックで自殺した青年もいたくらいです。

特に、FXやバイナリーオプションは中毒性が高いです。

それは、少額でも24時間トレードすることができ、手間がかかりにくいからです。

日本人は、ギャンブルが大好きな民族です。

特にルールも分からないまま、ニュースや指標を適当に予想して、損切りも設定しません。

ストップを置かず、一発勝負をやらかす人間。

おまけに、ギャンブル中毒を発症し、生活が破綻します。

それに業を煮やした金融庁が、投資家がトレードできる枚数を制限するレバレッジ規制を行いました。

2024年、現在、国内業者は、レバレッジ25倍のままです。

しかし、そうなると、FXで大金を儲けにくくなり、個人投資家が国内のFX業者から撤退するようになります。

それに対して。レバレッジ400倍ほどなんてざらの海外FX業者があります。

かえって、海外送金の手数料のマイナスを差し引いても、高レバレッジの業者に参入する日本の投資家が増えていく結果になりました。

金融庁は、博打性の高さから個人投資家を保護するつもりでしただが、かえって投資家を苦しませただけに過ぎません。

レバレッジをコントロールして、安定した利益をあげられるトレーダーにとっては、迷惑な話です。

レバレッジが高いことは悪いことではありません。

うまく枚数を調整して、損益を管理すれば、複数通貨でトレードできますし、高い収益をあげられる可能性もあります。

レバレッジ25倍に規制する非常識なルール下では、国内投資家によるトレードの自由が奪われてしまいます。

かえって、勤労以外で収益をあげて、下流を脱出しようとする国民のモチベーションをくじいてしまっているのです。

こうして、格差がどんどん固定化されます。

増税や給料減、突然の解雇に抗う術が、またひとつなくなってしまいました。

さらに、今では、金融庁が、日本で無登録の海外FX業者に日本人トレーダーの受け入れをしないよう圧力をかけ始めました。

実際、オーストラリアの海外FX業者であるペッパーストーンでは、国内に在住する日本人トレーダーの受け入れを停止しました。

海外だと、税金の関係で手をだしづらいのでしょうか?

日本の金融資産が海外に行くことを懸念しているようです。

いくら外国の金銭取引が詐欺であふれていて、危険だといっても、方向が間違っているように感じます。

金融資産を国内にとどめたいならば、ぜひ、国内のレバレッジ規制を撤廃してもらいたいです。

いいなと思ったら応援しよう!

坂口正吾
よろしければ、応援お願い致します!チップは、投資資金として、有効活用させていただきます!新たなFX手法の開発や護身術の訓練にも、役立てていきたいです。