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Z世代は無能で頭が悪いのか?

現在、新入社員であられる、Z世代のサラリーマンと接している方は多いと思います。

そこで、自分達の同期と比べて、明らかに、常識が違うことに、カルチャーショックを受けるかもしれません。

実際に、ベテラン社員の方の中には、Z世代を無能扱いする人もいます。

彼らは、コロナウイルスのときに、あまりコミュニケーションができなかったので、会話力が足りないのかもしれません。

そして、異性との付き合いを避けがちなので、人間力のようなものも、感じにくいです。

しかし、Z世代の中にも、優秀な方はいます。

ただ、その割合が、少子化の影響で、かなり限られてしまっているだけです。

なので、たいはんの中小企業は、能力が並か、それ以下の新卒社員が、入社してきます。

Z世代は、勉強だけでは測れない、社会人としての頭の良さがたりないという方もいます。

特に、指示したこと以外やらず、飲み会にも消極的です。

また、出世への意欲が、全くありません。

彼らは、上の世代が、会社で追いつめられて、自殺したり、過労死しているのを、見ている世代です。

それに、家族を作ると、会社に人質のようにあつかわれ、高給を維持しないといけなくなることも、痛感しています。

つまり、今の若者は、超現実主義者なのです。

それに、ネットで調べれば、簡単に、どういう人生リスクがあるのか、分かったりします。

Z世代が、このように保守的になるのは、日本社会に活力がないからです。

つまり、努力すればするほど、大きなリターンを得られるなら、喜んで、社畜になると思います。

結局、新卒ではいった企業にいすわって、できる限り、長くつとめることが得みたいな、閉鎖的な社会に嫌気がさしているのです。

この問題に対して、今までの私を含めた大人は、何の解決策も行ってきませんでした。

だから、Z世代は、すぐ会社を辞めるのだと思います。

そして、転職しても、つぶしのきく人材になろうと、スキルを得たがるのでしょう。

これは、終身雇用してくれない会社への不満の裏返しだといえます。

これに対して、ワガママだと、反論を述べる人もいるでしょう。

ところが、ここ30年、社会の構造改革は、抵抗勢力によって、中途半端に終わり、いびつな労働制度が残ってきました。

まるで、カースト制度のような非正規雇用制度が、その代表格です。

特に、Z世代の親は、就職氷河期世代なので、びんかんに反応しているのでしょう。

いまだに、日本人の過労やパワハラによる自殺は、なくなっておらず、企業への不信感があるのです。

また、Z世代より、下の世代に、α世代というのが登場してきています。


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坂口正吾
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