見出し画像

大衆酒場ウナに見る、料理素人が飲食業を始めると破産する実例

私の地方では、個人経営の飲食店が良くつぶれていきます。

結果、残ったのは、大手飲食業のチェーン店ばかりで、個性的な地域社会が失われていきそうです。

対して、都会では、何で、こんな質の悪い店が残っているのだろうか、と不思議に感じるときがあります。

私は、新卒社員のときに、東京出張に行き、そんな店を良くたずねていました。

基本的に、個人経営の店は、価格競争で大手チェーン店に勝つことができません。

なので、プラスアルファで個性的な魅力が必要になります。

そこで、その個人店の失敗例として、大衆酒場ウナという、大阪にあったお店の実情を紹介します。

この大衆酒場の店主は、ウナちゃんマンというツイキャス配信者です。

彼は、あるリスナーから大金を援助してもらい、飲食店を始めたのでした。

しかし、ウナちゃんマンは、料理の修行に出たわけもなく、さほど、調理はうまくありません。

ようするに、現状は、彼の人気者としての魅力で、客を呼び込むしかないのです。

ところが、料理がまずいから改善してほしいという、リスナーからの意見を無視し、気にいらない客は、出禁にしてしまいました。

そうして、どんどん、人が離れていき、赤字ばかりだすようになったのです。

このお店の賃貸料は、リスナーがだしてくれています。

しかし、料理の材料費だけが、コストとしてのしかかり、大量のあまりものが生じました。

飲食店では、生ものをあつかうので、廃棄することで、損失が生じるのです。

これは、在庫のないネットビジネスにない苦労だと思います。

ウナちゃんマンは、料理を頑張って作るのですが、周りのアンチから、おもちゃのようにあつかわれているのです。

その動画を、前編後編に分けてご紹介します。

そうして、周りの評価は、さんざんであり、食べログには、低評価ばかりがついていきました。

ウナちゃんマン自身は、自暴自棄になり、店をあけなくなってきたのです。

これでは、スポンサーの方と、仲が悪くなってしまいます。

こんな不満が強くなっていき、どんどん、料理のメニューに手を抜くようになっていきました。

しまいには、コンビニのおでんを外注したり、業務スーパーの製品をそのまま使うようになります。

そして、最終的に、暴力事件まで起こし、店の評判は、地に落ちました。

そのシーンが、下記の動画で見られます。

こうして、滞納した料金を支払えなくなり、ウナちゃんマンは、店を手放したのです。

彼は、その数年後に、孤独死して、くさった死体になっていました。

飲食店を始めるには、にゅうねんに計画をたてて、料理修行をした方がいいです。

私は、もったいない精神が強すぎるので、廃棄品のコストがある飲食店経営
には、全然、向きません。


いいなと思ったら応援しよう!

坂口正吾
よろしければ、応援お願い致します!チップは、投資資金として、有効活用させていただきます!新たなFX手法の開発や護身術の訓練にも、役立てていきたいです。