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石づくりの道。知覧の知性にあふれた武家屋敷と武家屋敷カフェ?!で甘味時間

石で作られた塀の街並み、普段の生活では見ることのできない町の景色にワクワクがとまりませんでした!


1.アクセス

私は鹿児島中央駅からバスで向かいました。
そのほかの行き方(JRとバス併用)もあるみたいです。
詳細の行き方は、バスの時刻表も含めてこちらの南九州市のHPをご参照ください。

バスに関しては、
・鹿児島中央駅 → 知覧行き:1日に8本
・知覧 → 鹿児島中央駅行き:1日に9本
となっているようです。
行きも帰りもバスのお時間はチェックしておいた方がよさそうです! 

バス停とバス停の間、歩ける距離でした。
しかし、大人の足でゆっくりめに歩いて15分ほどかかった気がします。
帰宅にバスを利用される方がいたら、どのバス停から乗られるか決めておいた方が良いかもしれないです!



2.知覧の武家屋敷の道

向こうにも山が見え、道路から一本奥の道にあるこの武家屋敷の町は、静かでゆっくりとした時間が流れていました。

こんな細い道もありました。




そして、この武家屋敷群には
住んでいらっしゃる方々もいるそうです。
そのため、入れるお屋敷と入れないお屋敷がありました。

門が閉まっているお屋敷

また、観覧を可能にしているお屋敷も住んでいる方がいらっしゃるとのことでした。

家や敷地の維持だけでもきっと大変だと思われますが、私たちがこうして知覧の文化に触れることができるのは、住民の方々の優しさの上にあるんだなぁと。

知覧の方々の広い心に感謝です…!



3.武家屋敷

さて、武家屋敷の観覧ができるのは
全部で8つのお屋敷です。

そのお屋敷の敷地内に入ることができ、
各お屋敷の庭園を拝観することができます。

拝観料

拝観料:大人530円 小人:320円

5か所程料金所があり、その料金所で拝観料を払いました。
分かりやすく「料金所」(だったかな…)の看板が出ていたので、その看板のある場所で拝観料を支払います。
知覧武家屋敷の公式HPに周辺マップが載っており、そのマップに料金所やほかの案内も載っていました。

道の途中にも、パラソルの下で拝観料のやり取りができりょうに、係りの方が終始その場所におられました。

拝観料の料金所の一つが武家屋敷の一つになっていました。
鹿児島中央駅よりの一番端にある「森重堅庭園」です。
私はここから武家屋敷の旅を始めました。



武家屋敷の入り口

さて、知覧の武家屋敷の入り口は、家の奥まで見えないようになっているそうです。

拝観不可のお屋敷入口
入り口が塀で仕切られている佐多民子邸

こんな感じで、入り口からは見えない造りになっていました。

「これは屋敷の中に弓矢を射ることができないようにするため。それと、敵が屋敷に一斉に押し寄せても分散されるでしょう」

https://story.nakagawa-masashichi.jp/48227

万が一に備えて作られているお屋敷は、さすが武士が住んでいるだけありますね…!


武家屋敷の庭園

庭園は一つ一つのお宅で全く違う造りで見ごたえがありました!



また、敷地内ではなく、
外の道から見える生垣がこのように不規則に、でもきれいに整えられていました。

不規則に盛り上がる生垣


その理由はこちら。

家の中から見ると、波打つ生垣は山の様に見えるようにしているとか。
外から見て、どんな庭園になっているのかを想像して、中に入って答え合わせをするのも楽しいかもしれません!



武家屋敷の食事処

武家屋敷の中には食事処とカフェが1か所ずつありました。
そのうちの「高城庵(たきあん)」にて、私はおやつをいただきました。

こんな日本家屋で、日本庭園を見ながらいただいたのは…

おもち!!
その名も「両棒もち(じゃんぼもち)」!!

名前の通り、大きくてなかなかの量でした。

実はこの日、本当はこちらの高城庵にて昼食をいただきたいと思っていたのですが、貸し切りの予約が入っていたようで「13時過ぎからなら大丈夫」とのことでした。

朝ごはんもまだ食べていなかった私、おなかのすき具合に我慢できず違うお店で昼食をしてしまいました…。

でも、このお店の店内にどうしても入りたかった私は甘味での利用を考えたのです!

両棒もち、本当に大きかったです!!!
おなかパンパンになりました笑

高城庵さんは
ラストオーダー…14:20
閉店…15:00
とのことでしたので、行かれる方はお時間気を付けてください!

【高城庵公式HP】



知覧二ツ家

歩いていると見えてくる、茅葺の屋根。

こちらは二棟の家をつないだような形をしている家。
一方は住居、もう一方は台所のある建物で構成されているそう。
もともと別々に建てられていた分棟式民家であったが、それは生活上不便が多く、次第に近づけた結果こうなったとか。これは知覧大工によって創作された、知覧独特の建築文化であるとのこと。

屋敷前立て看板からの抜粋・要約


二ツ家の敷地内に、その二ツ家を模した石がありました。
なんか…かわいい!


お茶屋のおばあちゃんと、バス待ちの間お話させてもらいました!
バスが来るまで20分ほどありましたがお付き合いくださいました。
外はすでに暗くなっている所だったので、すっごくありがたかった;;
知覧の人のやさしさに触れた旅だったなぁ。もう1回行きたい!

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