支えてくれた妻に限界が来てしまい…
妻と電話で話している中で…
いつも通り、妻と電話で話していました。
その途中で、話の流れが変わってきました。
「小さい女の子が(性的に)好き?」
と、唐突に聞かれました。
事件後、妻からは性依存症に関する様々な質問をされていますが、これは僕の根っこの部分を知ってくれようとしているためです。
僕は子供が好きなので、そのような心配もしたのでしょう。
もちろん、そんなことはないと答えました。
しかし、嘘をついているかもしれないと信じてくれません。
それも無理はありません。妻に隠れて盗撮をしていたのですから。
「好きだけど信じることが出来ない。どうしよう」
と、電話の向こうで泣いていました。
それに対して、僕は何も言ってあげることができませんでした。
正直なところ、僕には為す術がなかったんです。時間をかけてプログラムに通い続けながら自分のことを知っていくことしか…。
そして、妻から一言、
「もう、自殺する!」
と言って電話が切れてしまいました。
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