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冬はいかにも暖かに・・・
かの千利休の教え。
茶室では冬場や夏場で室温が一定に保たれているわけではない。
しかし冬はいかにも暖かきように設えてある。
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夏場は戸を開けて風が入るように、また戸を少し開けて蚊取り線香炊き、蚊が入らないようにしてある。
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古い木造旅館では夏でも冬でも快適な温度で過ごしてもらうには、少し問題があり難しいのです。
しかし少しでも、いかに涼しそうに過ごして頂けるようにとの事で用意させてもらっています。
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この度、食事処のテーブルに冬場はこたつ布団を取り付ける様にしました。
熱源は電気ではなく豆炭炬燵なのです。
朝、炬燵のユニットに豆炭を6ケ入れています。夕食の終了時まで温かさを保てますが、ほんのり温いぐらいです。
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食事処には8つテーブルがありますので、豆炭を毎朝48個いこす必要があります。そこで安全に豆炭をいこせるように作ったのが下記の装置です。
装置というほど大げさな物ではありませんが、結構便利です。
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またこの度、御所坊の館内に温泉を取り出せるようにしました。
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ホテル花小宿は泉源の真裏なので、源泉を入れた湯たんぽをご用意しており、お客さまに喜ばれています。
御所坊でも源泉ゆたんぽのご用意も出来るようにしようと準備しています。
また温泉を料理に使って幅広く有馬の温泉を楽しんで頂けるようにしたいと考えています。