『80'sアニメのサウンドトラックを楽しむなら今だ!!』
今日も昨日に引き続き、TVアニメ『特装機兵ドルバック』のサウンドトラックを。
今回は番組中盤以降のドラマを彩った『音楽篇II』なのですが、本稿へ行く前に解説を一つ。
『サウンドトラックの2枚目以降は暗めの音になる。』
傾向が実に多い。
これは作品自体のストーリー展開を起因としているものなで、自然な流れではある。
だが、1枚目に於ける煌びやかなサウンドに比べると、明らかに『暗く』なっているので、そのギャップたるや・・・。
しかし、それこそが正しい『劇伴』の有るべき姿だ。
物語の『状況を理解してもらう』為の重要な『音のガイド』なのだ。
なので今回の記事を書くに当たって、アルバムを久々に聴き直してみた。
しかし・・・驚く程に殆ど覚えていなかった。
何故か?
『親しんだコンテンツが終了するのは寂し過ぎて、じっくりと楽しむ事が出来なかった。』のだ。
勿論、聴けばフュージョン的な良いナンバーも有るのだが、『困惑』『混沌』『悲哀』『疑心』『絶望』的な感情を表現した楽曲が並び、物語の『終焉』を予感させてしまうのだ。
(どことなく曲のタイトルも暗めの物が多くなっていますネ。)
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だが、ある意味これはロボットアニメ・サウンド・トラック・レコードに於ける『自然な流れ』の現れなのだ。
『終焉』を音でも演出しなければならないのだ。
『サウンドトラック集』の2枚目に於ける意味合いを解説しているうちに、サウンドトラック本編の解説にもなってしまった様なので『特装機兵ドルバック』に関してのレコメンは終わります。
やはり最後は大好きなこのナンバーで。
『ん?何でこの作品なのに、あの方に全く触れていないんだ?』
と、思われた方もいらっしゃられると思いますが・・・YES!!♫
また明日は別の作品(恐らく正解です!w)で『サウンドトラック集の素晴らしさ』を記事にして参ります。
ありがとうございました。