『ラジオが引き合わせてくれた、幸せな出会い。』

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「Sea Wind」　TONY 1981年

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昔むかし、その昔。

栃木県には非常に尖った電波を発信していたラジオ番組があった。
1980年から1986年に放送されていた
《ワンダー由美子とヒポタマランド》だ。

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私の毎回のお楽しみは、番組冒頭にかかる
「お薦めの曲」コーナーだった。
最新の音楽だけでなく、過去の埋もれた名曲をかけてくれたりしたのたが、その日は初夏にピッタリの曲をプレイしてくれた。

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冒頭のシンセフレーズから、軽やかなドライブ感溢れる、爽やかなボーカルライン。
リフレインでのチョッパー（敢えてこう書く）が生み出す躍動感。そしてエンディングでの微プログレ香・・・

一発で好きになった！！

その次の日、馴染みのレコード屋へ行き、シングルを入手したのだ。

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その曲を演奏していたバンド・・・「TONY」の事は、当時全く分からなかった。
その上、実はこの曲が使用されていた映画
【宇宙戦士バルディオス】
を私は観ていなかったのだ。

・・・いや。TV放送時は観ていましたよ。
途中位までは。

しかし国際映画社の作画クオリティは実にバラつきが有り過ぎて、ゴールまで辿り着けなかったのです・・・

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去年、ネットニュースを観ていたら、驚いた事に【宇宙戦士バルディオス】についての記事がUPされていた。

で。

今まで最終回がどうなったのか知らぬままに生きて来たのだが、これが本当に、本当に凄かった！！

　《何で俺、今まで知らなかったんだろう・・》

実はBeach Boysの某曲に似ているのは、お気になさらずに・・・