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髪の毛傷む問題。

こんにちは5CMです。
いつも5CMをご愛顧いただきありがとうございます。日々、色々なお客様と接していますと様々なご相談や、お悩みを耳にします。同じお悩みを持っている方もたくさんいらっしゃると思いますので、この場を借りてご相談に答えていきたいと思います。少しでも参考になれば幸いです。

最近、季節の変わり目ということもあって体調や髪の毛の調子がイマイチという話を耳にする今日この頃です。
髪の毛の調子が悪いと気持ちも落ち込みますよね。
今回は、髪の毛のダメージに関することを書いていきたいと思います。

そもそも何故、髪の毛はダメージを受けるのでしょうか。
そこには様々な原因があります。
まずは髪の毛の断面図を見てみましょう。

 引用 DEMI

髪の毛の断面図を見てみると、外側からキューティクル、コルテックス、メデュラという3層構造になっていることがわかります。
髪の毛は70%がケラチンタンパクから成っており、
このケラチンタンパクが何らしかの原因が元にダメージを受けることによって
切れ毛、手触りが悪くなったり、色もち、パーマのもちが悪くなります。

そこで考えられる原因です。

①ヘアカラー、パーマによるダメージ

ヘアカラーやパーマ、縮毛矯正などの薬剤によるダメージです。
アルカリ材や還元剤などの成分によりキューティクルが剥がれ、毛髪内部の間中物質などが流出してしまうのが主なダメージです。

薬剤の使用によりCMCが損傷を受けるとキューティクル同士をつなぐ接着剤がなくなるため、キューティクルが剥がれて触るとザラザラします。
※CMCとはキューティクルから毛髪内部まで延びており、人体に例えると血管のようなものであり薬剤のや水分の通り道になっています。
キューティクルが剥がれると毛髪内部の間中物質が流れてしまいます。

・正しい薬剤選定が大切!!
髪質や髪に状態に合っていない薬剤を使用するとダメージにつながるので薬剤選定がとても大切になってきます。
・アルカリ除去をしっかりする!!
薬剤に含まれるアルカリをいかに美容室で除去するかが、その後の色もちやパーマのもち、ダメージを左右します。

※5CMでは、薬剤選定やアルカリ除去について、かなりしっかり対策を行なっています

②熱によるダメージ

ヘアアイロンなどの熱のより、毛髪はタンパク変性を起こし硬くなります。
タンパク変性とは、生卵が熱を加えることで目玉焼きになることをイメージしていただくと良いと思います。
一度、熱を加えて硬くなってしまうと、元に戻らなくなってしまいます。
タンパク変性を起こすことでキューティクルが閉じることができなくなり、摩擦等で剥がれやすく、ダメージが進行します。

キューティクルにダメージを受けると、毛髪内部の水分が発散されやすく乾燥します。

自宅でのケアはヘアアイロンの温度設定を160度以下がオススメです。
特に寒色系の色味は高温で抜けやすいので注意が必要です。
ヘアアイロン前にブローローションを用いることもダメージを抑えることに効果的です。

③紫外線によるダメージ。

肌が紫外線を浴び続けると日焼けをしてやけどのような状態になるように、毛髪もやけどをしてしまいます。紫外線を浴び続けることでキューティクルが損傷を受け、剥がれやすくなります。メラニン色素も紫外線の影響を受けて、毛髪が少しづつ変色します。
屋外に長くいる時や海水浴、プールに行く際には髪をまとめたり、オイルやバーム等、ケア効果のあるスタイリング剤をしっかりつけておく、帽子をかぶるなどが効果的です。毛髪用スプレータイプの日焼け止めもありますので、そちらを利用するのもオススメです。

④シャンプー、ブラッシングによる物理的なダメージ

過度なシャンプーやブラッシングによりキューティクルが剥がれてしまうことでダメージにつながります。水分とシャンプー剤が十分に足りていない状態でのシャンプーは髪に摩擦が起き、ダメージを受けやすいです。
髪を擦り合わせながらゴシゴシ擦るのもよろしくないです。ブラッシングもしすぎると摩擦が起きます。
濡れた時の毛髪はキューティクルが開いていますので、髪は乾いてから寝ましょう。半乾きで寝るとキューティクルが枕や枕カバーで擦れてキューティクルが剥がれてしまいます。枕カバーもパイルのタオル地は、摩擦が起こりやすいです。
特にダメージを受けやすい方は、シルクのナイトキャップや枕カバーにしてみましょう。摩擦も軽減し髪のツヤもアップします。

自宅でのヘアケア剤やシャンプー、トリートメント剤にもこだわってみると髪質の改善に繋がります。

まとめると

  • 自宅でのケアはヘアアイロンの温度設定を160度以下。

  • ヘアアイロン前にブローローションをつける。

  • 長時間屋外にいる時や海水浴、プールに行く際には髪をまとめる、もしくは帽子をかぶる。

  • オイルやバーム等、ケア効果のあるスタイリング剤をしっかりつけておく。

  • 洗うときは水分とシャンプーはしっかり。

  • 寝る時は髪を乾かす。

  • ドライヤー前はヘアオイルかヘアミルクをつける。

  • 特にダメージを受けやすい方は、シルクのナイトキャップや枕カバーにする。(パイル時のタオル禁止!)

以上を守るとダメージは軽減されます。
これでもダメなら、集中ケアをしに5CMに来てください。
効果抜群のトリートメントメニューやヘアケア剤がありますので、困った時はお声掛けください。

髪の毛に匂いがつきやすくなったり、顔に当たった毛先がチクチクし出した時は要注意!ダメージが進んでいます。

ではまた。



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