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沖縄県南大東村を踏破 その1<日本全市町村踏破(制覇)>
2018年4月29日。ゴールデンウィーク沖縄未踏市町村集中踏破二日目、第二村、南大東村。
北大東島から、飛行機に乗り、南大東島へ。
北大東-南大東間の航路は、日本一短い航空路線だという。フライト時の天候によっても異なるのだろうが、今回は10分も飛んでいなかったと思う。
南大東島での宿、月桃ムーンピーチは、空港の近く。ここで車を借りて、早速ドライブに出発。
南大東村の市街地にさしかかり、路地に入り込んでしまったところで、古い小さなSLが目に入る。南大東島には鉄道が走っていたのか。
南大東地島を走っていた鉄道の名は、「大東糖業専用鉄道」。サトウキビ運搬用に作られたもので、「シュガートレイン」の愛称がある。
開業は1917年(大正6年)で、第一次世界大戦が行われていた時代だ。1984年(昭和58年)に廃止された。廃止後、2003年に那覇のゆいレール(沖縄都市モノレール)が開業するまで、沖縄県内の鉄道は皆無となった。
いわゆる「マッチ箱客車」が味わい深い。
ディーゼル機関車も保存されている。
シュガートレインの廃線跡は、島の随所に残っている。
このように、線路がそのまま残っているところもある。
シュガートレイン保存庫の近く建つ、ポール・W・キャラウェイ中将の像。
キャラウェイ中将は第3代琉球列島高等弁務官。沖縄の自治や日本への復帰については否定的だったが、住民の地位・生活向上や産業・金融の適正化に関心が高く、明治の開拓以来、全土を企業が所有していた南北大東島において、島民の土地所有を認めることに大きく貢献した為、こうして顕彰されている。
市街地のAコープ南大東店。
こちらでソーセージの天ぷらと、南大東産トマトを買い、昼食とした。
沖縄県全41市町村のうち、31市町村踏破、残り10市町村、達成率75.6%。
九州・沖縄全274市町村のうち、263市町村踏破、残り11市町村、達成率96%。
日本全国1741市町村のうち、1723市町村踏破、残り18市町村、達成率99%。
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