沖縄県南大東村を踏破 その6<日本全市町村踏破(制覇)>
2018年4月30日。ゴールデンウィーク沖縄未踏市町村集中踏破三日目、第二村、南大東村。
星野洞見学後、主要集落たる在所(というか他に集落と言い得るような場所はないと言っていい)の、冨士食堂へ。
ここで、名物の大東そばと大東寿司を食べる。大東そばは、沖縄そばの一種だが、麺が太く、縮れている。灰汁を用いて作った麺で、灰汁がラーメンの「かんすい」と同じ役割をするらしい。
大東寿司は、北大東島のところで書いたように、大東諸島の主要な開拓民である八丈島出身者が持ち込んだ「島寿司」にルーツを持つ寿司。
隣の商店。沖縄の離島では、こういった個人商店はコンビニに相当する、おなじみの存在。
路傍の石敢當(いしがんどう)。大東そばとともに、ここが沖縄であることを意識させられるものだ(沖縄本島から離れ過ぎていて、間に有人島がないことと、八丈島出身者が開拓したという歴史から、沖縄とはまた別の、どこか遠くのの南の島という感じが個人的にはある)。
食後、在所集落の近く、南西岸の塩屋プールへ。
昨日訪ねた海軍棒プールと同じ、離島にも関わらず周囲が全て崖で、砂浜がない南大東島において、海水浴をするために作られたプールである。
昨日海軍棒プールを訪ねた時と違い、引き潮なのか、天候が穏やかなのか、地形的な問題なのか、波も静かだ。
なので、プール内に入って、じっくり観察。
ガラスのように澄んだ海。
サンゴもよく見える。
熱帯魚も。
穴に隠れている、この針の長いウニのような生き物はガンガゼ。ウニの一種だが、毒を持っており、刺されると激しく痛むので、触ってはいけない。刺激しなければ、向こうから攻撃してくることはない。同じ穴に隠れているモール状の触手のようなものも、有毒生物の一部と思われる。
毒のないウニもいた。
市町村踏破数は前回投稿から変わらず。
沖縄県全41市町村のうち、31市町村踏破、残り10市町村、達成率75.6%。
九州・沖縄全274市町村のうち、263市町村踏破、残り11市町村、達成率96%。
日本全国1741市町村のうち、1723市町村踏破、残り18市町村、達成率99%。