職務経歴書は自分の説明書である

皆さん、こんにちは。
今回は「職務経歴書は自分の説明書である」というテーマでお話していきます。
私は日頃から、企業の採用支援を行う一環で、転職エージェントとして人材紹介も行っており、かつ、自分自身も転職をした経験がありますので、それらを踏まえて、このテーマについて持論を述べていきたいと思います。

突然ですが、皆さんにとって、履歴書や職務経歴書ってどのようなものでしょうか?
一般的には転職の時に、応募先に提出する書類、あるいは一次選考をしてもらうために必要な書類、と考えられているように思います。

もちろん、これはこれで大正解です。

しかし、意識の高い皆さまには、もう一歩踏み込んで職務経歴書に向き合ってもらいたいと思います。
そう、タイトルの通り、「職務経歴書とは、自分自身の説明書である」という感覚を持ってほしいということです。

自分はこんなキャリアをたどってきて、こんなことができるんです、そして結果的にはその力を活かすことによって、再現性高く御社でも活躍して見せます


これを相手に伝えるのが職務経歴書なんです。
職務経歴書って実はとても奥が深いんです。というか、奥深いものにしていってほしいんです。
そして、このようにとらえた時、皆さんは、これまで、どこまで真剣に職務経歴書に向かってきましたでしょうか?

加えて、ぜひやってもらいたい大切なことがもう一つあります。

職務経歴書、ちゃんと毎年更新していますか?


人間は成長する生き物です。1年間を通じて身につけたスキル、経験はたくさんあるはずです。それらをしっかり書き込む更新作業をしっかりやりましょう。ちなみに私は最低1年に1回、年末年始に更新すると決めて3年が経ちます。

また、職務経歴書は長ければよいというわけではありません。相手に読んでいただくものですので、全体の分量には限りがあります。
毎年の成長を通じて、「これまでこのトピックスを強みとして書いていたけど、もはや今の自分にとっては大きなものではなくなったから削除しよう」、「その代わり今年習得したこのスキルを記載しよう」と、どんどん自分の説明書を更新していってみてください。

これ、案外楽しいです。
もちろん、伝える相手によって書くべきことは変えるべきなのですが、ベーシックなものはそろえておくべきです。ぜひ、ゲーム感で良いのでやってみてください。

以上の通り、職務経歴書は自分自身が何者なのかを相手に知っていただくための説明書です。ぜひこの感覚を身につけて、定期的に職務経歴書を更新する癖をつけていきましょう。
これさえしておけば、いざとなった時(どんな時!?)、焦ることなく、スムーズに職務経歴書を提出できます。

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