ストレス解消に行ったはずがストレスを溜めて帰っている件
現在 行っている副業。
完全個人作業が多い。目の前のことに集中すればよく、人との接触は ほとんどない。ただひたすらに目の前のことに向き合い、無心で身体を動かし続けるだけの作業。その行動を割り当てられた分 繰り返すだけだ。
そんな副業先で、私は人間関係は一切 求めていない。
人との接触がほぼなく目の前のことに没頭できる副業バイトは、その作業環境とそこにある「あるもの」の影響もあって、私にとってストレス解消の場になっていた。
副業の世界は特殊といえば特殊といえる世界かもしれない。私含めバイト達は個人作業中心になるが「あるもの」に接触する機会が生まれることがある。人との接触はほぼなく、煩わしい人間関係に苛まれることが少ない仕事内容だし、作業は体力的にキツイけれど黙々と無心でやれるので精神的にとても楽だ。
さらに、個人的にはそこにある「あるもの」に接触することはストレス発散になることがある。また、シフトに入る時間が短ければ割り当てられる作業が少なくなる場合があり、より人との接触の危険が低くなるのも 今の副業の良い点だったりする。
とはいえ、人間もいるため やはり人間関係も存在する。少し前から気になることが現れ始めて、どこまで我慢できるかな?と思い始めていたりする。
私はどういうわけか、中年女性に絡まれやすい。だいたい40代~50代あたりの女性がやたらと絡んできたりする。特に何かしているわけではなく、普通に行動しているし普通に喋っているのだが、良くも悪くも妙に絡まれる。
私は元々「あまり人と関わりたくない」「ひとりが好き」というタイプの人間のためはっきり言って(年代関係なく)人に絡まれることを不本意に思うことが時々ある。
そしてここ副業先でも、やはりと言うべきか何なのか。中年女性(以下:リーダーと呼ぶ)が絡んでくることが増えてきていて、非常にイラ立ちが募ってきている。
ついこの前も絡まれたのだが、その日の絡まれ方が異常に悪く、ものすごくイラ立ち、胸が悪くなり、以前からの塵積案件もあって うまく消化できていないので書きなぐって発散しようと思う。
副業では、自分の割り当てられた担当場所を確認した後は即作業に入る。わざわざ社員やリーダー、他のバイト達に挨拶をして回る必要は一切ない。
黙々と作業を開始すれば良いのだが、当然すれ違ったり顔を合わせれば挨拶を交わす。この日、リーダーと遭遇したのもそんなすれ違いざまの挨拶だったのだが、この日のリーダーは めちゃくちゃ機嫌が悪かった。一目見て分かるし肌で感じられるほど、リーダーのご機嫌斜めオーラが凄まじかったのを覚えている。
理由は分からない。私が出勤した時には、すでに絶好調に不機嫌だった。
リーダーは私含む他のバイト達とは担当部署が違うと聞いている。私含むバイト達は、主に整備や清掃が中心だが、リーダーはアシスタント的な役割としてバイト入社しているらしいので、客との接触が多い立ち位置の人だ。なので、リーダーは半接客業みたいなものなので、一応 客の前ではその有り余る不機嫌を隠している様子だったが、こちら側(バイト側)には隠す気はないらしい。
よっぽどの用事がない限り、人との接触はない作業内容。今では私も、何も聞かなくても一連の作業を一人で終えれるようになっているため、リーダーの機嫌が悪いと感じていても あまり影響はない。
はずだった。
一人で黙々と作業に没頭していたのだが、次に作業をしようと思っていた部屋に客がやってきて「A作業」を始めた。「A作業」は仕事ではなく誰でもやることだ。客がやっても何ら不自然ではないし、当然のこと。こちら側とすれが客がやらなければ、自分がやる作業になる。なので正直、客がやってくれるとこちらはすぐに自分の作業に移れるためとても助かるのだ。
客が「A作業」をしている間、私は通路の掃除をしていたのだが、「A作業」終わった後も少しだけ通路の掃除を続けていた。通路の掃除はあと少しで終わるし、次の部屋の作業は先ほどの客が戻る前に終えることができるとの計算のうえでの行動だ。
しかし、そんな私の姿を見たリーダーから「部屋の作業が先だろ!」と叱られてしまった。そして私は瞬時にイラッァとし、モヤモヤが治まらなくなってしまっのだ。かなり心が乱されてしまい、猛烈にストレスを感じた。
先に言っておくが、叱られたことにイラついているのではない。叱られた内容にもイラついていない。リーダーの言っていたことはごもっともなことだし、自分の中では「客が戻るまでに作業は終わる」と計算できていたが、それはあくまでも「自分の中」での話。誰にも話していないし、プラカードをぶら下げて歩いているわけでもないため、周囲は私の行動を見て色々と判断を下すわけだ。
先ほどの客が部屋に戻るまでに、自分の作業を終えているのが理想的なのは周知の事実。なので、掃き掃除よりも部屋での作業が先なのだ。
(ちなみにリーダーは、客が「A作業」をしている間に私が通路の掃除を始めたという順番を見ていない)
しかし、私が通路の掃除するようになる一連の流れを知らないリーダーからしてみれば、私の行動は「部屋の作業を後回しにして通路の掃除をしているバカ」に見えたことだろう。
なので、注意するのも当然だし、注意されるような行動をとっていた自分が悪いので、その点は反省している。
話を戻して、私が猛烈にイラついて強烈なストレスを感じたのは、リーダーの「言い方」と「目(視線)」と「透けて見えた相手の現在の様子」だ。
前述した通り、この日のリーダーは私がシフトに入った時にはすでにご機嫌斜めだった。何かに腹を立てたのか、とてもイライラしているオーラ全開だったため、純粋に注意したというよりも半分は八つ当たりのようなもので言っているというリーダーの(恐らく)無意識だろう部分が透けて見えるようで、言われたこちらはイラッ!ときてしまった。
そして、イラッ!に拍車をかけたのが、リーダーの「目(視線)」と「言い方」だ。
リーダーの目と言い方を一言で表すなら「軽蔑」という言葉が一番しっくりくる。そこまで人を蔑むことができるものですか?!と聞きたくなるくらいには、とことん見下してバカにした目と言い方をいただいた。
私の文章力では、この時のリーダーの目と言い方を伝えるのが難しいが、実際に見聞きしてもらうことができるなら「嫌な目だ」「そんな言い方しなくていいのに」とある一定数の共感は得られると思わずにいられない。
いつも丁寧な言葉を使っている人が、ボソッとヤンキー言葉を発すると「こっちが本性?!」と思うことがあるが、この時のリーダーの言い方はそんな感じだった。普段は意識してやんわりと喋っている印象だったが、この時は超絶上から目線の、まるで女王様のような言い方だった。「あなたにそこまで人を見下す権利があるんですか?」と聞きたくなるくらいには、バカにしてくれた。そして思った。
こっちが本性だなと。
目(視線)にしても同じで、人を舐めるように上から下まで視線をめぐらせて「バカすぎる」と言いたげな目をいただいた。「お前なにやってんの?バカじゃね?!」と心底思っているのだなと感じるくらいには、気持ちの悪い目(視線)だった。
蔑みの視線とういやつか。
全身にねっとりと纏わりつくような嫌な視線で、その目を受けた側は誰であれ一瞬にして気分が悪くなる、胸が悪くなるだろう。
正直、たかが順番を少し間違えただけでそこまで軽蔑する必要があるのか?と疑問に思うくらいのリーダーの言動だった。私の中では些細な順番間違いでも、もしかしたらリーダーの中では大事件並みの順番間違いだったのかもしれないが。
(部屋の作業を後回しにしてトイレ掃除やらゴミ捨てを優先しているバイトもいますがね…。)
リーダーのこの手の言動は、今に始まったことではなく少し前から「最近やけに絡んでくるな…」とは思っていた。軽い注意を受けることもあれば、いきなり「ちょっと愚痴らせて!」と言ってくることもあった。
正直、「なぜ私?」というのが一番の疑問点だったりする。他にもバイトはたくさんいるし、10代や20代の人たちとは喋りにくいのかもしれないが、リーダーと同じくらいの年代の人や年上の人だっている。私はリーダより年下だ。同年代では決してない。
なのに なぜ私?
暫く観察したり考えてたりして思ったのは、恐らく言いやすいのだろうなということ。私はリーダーより年下だけど、10代や20代の若者ではない。ある程度の社会経験もあり(パワハラ気質の人からすれば)少々叩いても問題ないメンタルだろうと思われるくらいの年齢だと思う。
さらに、月の出勤日数も勤務時間も少なく、いてもいなくてもどっちでもいいと思われるくらいにしかシフトに入れない。そんな中途半端な年齢で中途半端なシフトの入り方をする人間は、いなくなっても困らないので色々と言いやすいし、自分のイライラもぶつけやすいのだろうなと思う。八つ当たりをしたり嫌味を言ったり(所謂パワハラ)して、辞めたとしてもリーダーにっとては何ら困らない程度の人間なのだ。
その証拠に、リーダーは10代や20代の人たちにはいつも意識してやんわり喋っている。丁寧な言い方という感じだ。相手が自分の子どもと同じくらい、もしくはそれより下なので言いにくい部分もあるのかもしれない。
その他、時間は短くても毎日出勤している人や出勤日数は少なくても勤務時間が長い人、年上、リーダーよりバイト歴の長い人、たくさんの作業をこなす人にも丁寧だ。
私みたいな何もかも中途半端な人間か、いてもいなくてもどっちでもいいと思われている人は ぞんざいな扱いを受けること必至らしい。
私はバイト中、極力 人と接触しないように行動しているが、こちらが気をつけていても向こうがわざわざ探して絡んでくるので厄介で仕方ない。もしかしたら、私がリーダーにとても嫌われていて辞めさせたいのかもしれない。
それならそれで構わないが。
バイトを始めた当初は、「みんな続かないのよ。きついから。でもお願い。とりあえず辞めないで!人が足りないの!」などと言っていたが、きついだけが理由ではないような気がしている。
確かにこの仕事はきつい。きつい、危険、汚い、くさいという4Kに加えて屋外作業なので夏は暑く冬は寒い。体力面でのきつさ、厳しい作業環境などが辞める原因になるだろうが、最近 思うのは「辞める原因の一つはあなたでは?あなたが辞めさせてるパターンもあるのでは?」ということだ。
ただそれは、この仕事内容によって隠れてしまう部分かもしれない。この内容であれば「体がきついです」が辞める理由としては十分なのだから。それに辞めるとき人は、その理由を正直に言わない人が多いと思うため、何人の人間が隠された理由で去っていったのだろう?と思わずにいられない。
今の副業。私にとっては本業などで受けたストレスを解消する場だったのだが、リーダーの絡みの出現によって逆にストレスを溜めて帰る日が出てきてモヤモヤしている。
とりあえず1~2年くらいは様子を見て、理不尽な絡み方が続くようなら今のところを辞めて、他の副業先を探そうと思っている。
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