小泉進次郎総理誕生で山下埠頭はギャンブル場になるかもしれない
377万の横浜市民の皆様、お疲れ様です。
本日も横浜市のおかしな点についてご紹介します。
本日は山下埠頭再開と自民党総裁選についてです。
自民党総裁選の本命・小泉進次郎を菅義偉が応援
ご存知の方も多いように今回の自民党総裁選は小泉進次郎が出馬しています。全面的にサポートしているのが、前総理の菅義偉です。
投票権がある自民党員の支持率も高いようです。
菅義偉の意向もあるのか、筆者が予想した通り横浜市を選挙区にしている自民党所属の国会議員は小泉進次郎支持を表明しています。
しかし、本当に小泉進次郎支持でいいのでしょうか。
彼が総理になったら、横浜市が大阪みたいに「ギャンブルの街」になるかもしれません。
その理由をご紹介します。
山下埠頭再開発にはあの人達が関わっている
ご存知の方も多いでしょうが、現在山下ふ頭は再開発の真っ只中です。
検討委員会なんてのも作られています。
委員のメンバーはこんな面々がいます。
「ハマのドン」こと藤木幸夫氏も名前を連ねています。
しかも、学識者委員には、どこがで見たような名前の方がいます。
そうです。デービッド・アトキンソン氏です。彼は菅義偉が総理のときに内閣官房参与をしていました。いわば菅義偉の懐刀の一人。
そこで横浜市民の方なら「この間の市長選挙で菅さんとハマのドンは仲違いしたのでは?」という疑問を抱くでしょう。
残念ながら、とっくに関係修復済です。
ハマのドンと菅義偉は元々決裂していなかった?
この二人が2021年の横浜市長選挙で別々の候補(菅は小此木八郎氏・藤木氏は山中竹春現市長)を応援していました。
当時、ハマのドンこと藤木氏は「カジノ反対」を掲げていたのは御存知の通り。こんな発言もしていました。
「カジノ反対」を表明したことで藤木氏は一躍ヒーローとなりました。こんな映画まで作られたのを覚えている方もいるでしょう。
この映画、多くの有識者に絶賛されました。
この映画で藤木氏が「善玉」で菅義偉が「悪玉」といったイメージを持ったでしょう。
しかし、「ハマのドン」という映画は実は非常に胡散臭いものでした。
フリージャーナリストの犬飼淳氏が公開初日に渋谷ユーロスペースへ鑑賞してきたそうです。
当日、上映後に舞台挨拶で登壇したのが、テレビ朝日「報道ステーション」プロデューサーを務めた松原文枝氏、プロデューサーは「テレメンタリー」の江口英明氏、テレビ朝日の武内絵美アナウンサーが参加していたそうです。
つまり「ハマのドン」はテレビ朝日が作ったようなものです。
テレビ朝日といえば、「報道ステーション」で元官僚の古賀茂明氏が不規則発言をしたことについて、「出演をめぐる私的なやり取りが番組内で行われたことは、あってはならない。ああした事態に至ったことは反省しており、皆さまにおわびしたい」と述べ、不適切な放送だったとして陳謝した早河洋会長がいます。
「ハマのドン」の監督・松原文枝氏は、「報道ステーション」時代に改憲や原発問題などを積極的に取り上げ、政権の問題に斬り込んできたせいで、新設のビジネスプロデュース局イベント戦略担当部長へ異動させられたそうです。
しかし、「ハマのドン」を制作したことで権力に屈せず、ドキュメント映画を作った人と評価されています。
本当にそうでしょうか。
ある人が「ハマのドン」を宣伝していた
まずは1枚の写真をご覧ください。
「ハマのドン」を菅義偉事務所が宣伝しています。
おかしな話です。
映画が上映されていた頃は2人は決裂していたはずです。どうして仲違いしたのに割引券を送っているのでしょう。
藤木、いや、不思議でたまりません。
そういえば、菅義偉とテレビ朝日にはこんな逸話があります。
この質問をしたのがテレビ朝日の記者でした。しかも、会見の3日前には当時の安倍首相と早河洋会長は仲良くご飯を食べています。
菅義偉も早河洋会長と昵懇の仲だそうです。
仲良くなければ、早河会長になって急に手のひら返ししませんし、「ハマのドン」の舞台挨拶でアナウンサーを舞台挨拶に呼ぶのを容認しないでしょう。
昵懇の仲でなくても、何かしら関係があるでしょう。
「ハマのドン」はギャンブル容認の人
藤木氏と菅義偉との関係はこれくらいにして、次は「ハマのドン」という映画がウソの証拠を提示します。
上記のページは山下ふ頭再開発の市民の意見や事業者提案が掲載されています。
この事業者提案に、証拠が載っています。
268ページにこんな提案が掲載されていました。
「スポーツベッティング」なんて名前を変えていますけど、要するに「スポーツ賭博」です。
このスポーツ賭博を提案したのは誰でしょうか。
お察しかと思いますが、この方です。
証拠はこちらです。
提案事業者の中に「一般社団法人横浜港ハーパーリゾート協会」という名前がありますよね。この協会の会長は誰でしょうか。
藤木幸夫さんです。
「ハマのドン」は、国主導のカジノに反対なだけで、ギャンブル使った再開発はOKなんです。
しかも菅義偉とも喧嘩別れしたわけでもない。菅義偉はIRだろうが、横浜市主導だろうが、利権に食い込めたら問題ないという立場でしょう。
だから藤木氏は江田憲司が連れてきた山中竹春に乗って、菅義偉は小此木八郎を支援した。
どちらが勝っても、両方とも美味しい思いができるからです。
IRで注目を浴びながら進めるよりも関心が低くなる横浜市主導の方がやりやすいでしょう。
自民党員の皆さんはこれでいいと思いますか?
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