余計なことには顔を出す山中竹春横浜市長
377万の横浜市民の皆さまお疲れ様です。
本日も横浜市行政のおかしな点をご紹介したいと思います。
取り上げるのは、山中竹春市長です。
横浜DeNAベイスターズが日本一達成パレードを開催
今年日本一に輝いた横浜DeNAベイスターズが、11月30日に横浜ハンマーヘッド~日本大通りの間をパレードすることになりました。
当日は大勢の人が駆けつけるでしょう。
1年間頑張ってきた選手達が一番喜んでいるでしょう。
彼らは横浜市の誇りです。
FA宣言しないで残留してくれた佐野選手も、「自分の選択は間違えていなかった」と確信したでしょう。
それだけにみんなで喜んで祝福をしたい気持ちでいっぱいです。
ノコノコと顔を出す山中竹春市長
しかし、どうしても気になることがあります。
何故かパレードの実行委員長に山中竹春市長が就任していました。
お祝いするのは構いませんが、一民間企業が行うパレードに、どうしても中立性・公平性が求められる行政の長が実行委員会のトップに就任するのでしょう?
おかしくありませんか?
公平性を考えたら、横浜FマリノスがJ1リーグ二連覇したときも横浜市長はパレードの実行委員会を作って祝福しなければいけません。
今年に限って言うと、J2リーグの横浜FCが来年のJ1復帰を決めました。2位なのでパレードは開かないにせよ、お祝いの言葉を贈らないと公平性が取れません。
どうして横浜DeNAベイスターズのパレード実行委員会委員長に、横浜市長がなる必要があるのでしょうか。
その辺のところを御説明して欲しいものです。
山中竹春市長がパレード実行委員会委員長になったのはあの人がいたから
どうしてなのかは山中竹春市長に定例会見で質問しても答えられないでしょう。
何せ、自分に向けられた質問に対して部下の役人が答えるのが日常ですから。
定例会見はもちろん、議会でもそうです。
聞かれたことにすら答えられないのが山中竹春市長です。
しかし今回のことは、答えられないと言うよりも「答えたくない」が正解かもしれません。
パレード実行委員会の主催団体を見ると答えが載っています。
横浜港運協会の名前があります。
ここの会長は、皆さんご存知のこの方です
「ハマのドン」こと藤木幸夫さんです。
山中竹春市長は3年前の市長選挙で藤木幸夫さんに応援されました。当然逆らえるわけありません。
横浜DeNAベイスターズにとっても藤木幸夫さんは恩人です。
藤木さんは、当時第三セクターで運営していた横浜スタジアムの社長でした。あの汚くて、飯がまずい横浜スタジアムのままだったのをDeNAが藤木幸夫さんに「ベースボールパーク構想」を持ちかけて、プランに賛同した藤木さんがDeNAに横浜スタジアムの運営を任せることにした話は有名です。
だから今回のパレードに顔を出したのでしょう。
DeNAは旧横浜市役所売却に絡んでいた
もう一つ横浜市がパレードに協力的な理由があります。
それは関内駅前再開発です、
知っている方も多いでしょうが、関内駅前にあった旧横浜市役所は市がはした金で売り飛ばして(現在訴訟中)、再開発をしています。
この再開発を進めているのが、三井不動産を代表企業とする8社になるのですが、その中にこの企業が入っています。
そうです。DeNAです。
関内駅前再開発の中には「ベイスターズ応援施設」を作り、DeNAが運営をする予定です。
つまり、彼らは運命共同体といった側面がある訳です。
いい悪いは別にして、公平性や中立性をガン無視する政治とはなんなのでしょうか。
極めて不健全です。
土地を売るなとは言いません。売るなら適正価格で売却しなさい。
中学生に暖かい給食を食べさせるおカネがないと言うならば、港湾やみなとみらい地区開発に何十億円も注ぎ込まないでください。
こういうことを言いたいわけです。
これだけふざけた連中が雁首揃っているパレードは他にありません。去年のオリックス・バファローズと阪神タイガースのパレードに大阪府と兵庫県が乗り出してきた時にファンは「政治利用するな!」と怒りました。
ベイスターズファンは怒らないのですか。
これだけ分かりやすく政治利用されているのに……