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モラハラ・カサンドラ・不機嫌ハラスメント/相手を責める前にわたしたちがやるべきこと

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わたしの最大の弱点は変な人に慣れすぎていることかもしれない。

親が依存症だったりモラハラだったり、ASDでこどもに無関心だったりしたので、幼少期に一通りの理不尽な経験を味わい尽くしている。

理不尽な扱いをされることが日常茶飯事だったので、大切にされないことに慣れすぎているし、変な人に免疫がありすぎる。

そのことが大人になってからも、わたしを変な人たちが住む世界へと導いた。ふつうなら関わらない人たちと密に関わってきた。そして幼少期と同じような理不尽な体験を何度も何度も繰り返し経験してきた。



配偶者と心が通じない
暴力を受けている
不機嫌でコントロールされている



そうやって周りを責めるのは簡単だ。
わたしもずっと責めてきた。
心が通じない夫を責めたし、不機嫌でこちらをコントロールしようとする夫を心の底から軽蔑した。

そうやって誰かを責めながら被害者としてずっと生きてきて、夫と死別し、親とも訣別し、ドン底を経験して今思うことがある。


なぜあの人は心が通じないのか?
なぜあの人は不機嫌を撒き散らすのか?

考えるべきはそんなことじゃないんだ。
そんなことはどうでもいい。

それよりもわたしたちが考えるべきことはこれだ。



なぜ大人になってからもわたしは、そんな理不尽な場所にとどまっているのか


こちらについてわたしたちはもっと考えなくてはならない。


小さいころは確かに生きる場所を選べなかった。
親がものすごく変な人で、理不尽な扱いを受けようとも、そこから逃げ出すことは不可能だった。


でも今、わたしたちは大人なんだ。
大人になったわたしたちは、じぶんの生きる場所はじぶんで選べるはずだ。

それなのになぜ、大人になってまでも変な人と関わって理不尽な扱いに耐えているのか。
まともな人であれば決して選ばないであろう変な人をみずから選んで、その場にとどまっているのはなぜなのか。


問題はそこだ。


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うれしいです!!!!