noteを始めるまでとその後
noteを始めて1ヶ月が経とうとしている。
意外とマメに更新しているので、我ながら驚いている。
そして書きたい事が色々溜まっていたんだな、という事も。
思えば昔から漫画の模写をしていたり、人気マンガの真似っこをしていた記憶がある。父が仕事先から古いワープロ(!)を貰ってきてからは小説めいたものを書いていた。今にして思えば非常に恥ずかしいけど、楽しくて夢中だった。
中学時代は色々ありすぎて、気持ちが折れる事が多かったが、日記をつける事でなんとか自分を保っていた。
絵を描くのが好きだったから、高校は美術の専門科目が学べる県立高校に進学した。しかし素描(デッサン)の授業の時、本気の美大志望の子達との差を感じたのを機に挫折した。その時から描くことをやめてしまった。今思えばもったいなかったなあ。
大学入学以降は授業とバイトのスケジュールを管理するため、スケジュール帳を本格的に使い始めた。その時から週間ダイヤリーに日記めいたものをつけていた。その後週間ダイヤリーから2009年から1日1ページの手帳に移行していく。元々記録をつけるのが好きだったので、今に至るまで続いている。
書くことがほぼ定着すると、日記以外にも本の感想や感じた事を書くようになった。そのうち自分以外の人がどんな事を書いているのか気になって色んな文章や本を読むようになった。色々なインプットをしていたが、なかなか手帳以外の場所でアウトプットする気持ちにはなれずにいた。
途中7年ほどブログをやっていた時期もあるが、久しぶりに自分の考えを書く事は勇気が出なかった。その間も手帳には「書きたい」という趣旨のことを書いていた。noteのことも知っていたがページを見るだけだった。
ところが、2020年の2月末、例の騒動が起きた。
会社では時差出勤となり、所属していた趣味の団体は活動停止を余儀なくされた。気持ちもスケジュールも手持ち無沙汰になったとき、やっと決めた。
「取り敢えず書き始めてみよう。」
有名無名問わず、noteにも、他のメディアでも世の中には書きたい人がたくさんいるんだ、ということを知った。だから私みたいな1人も書いて全然構わないんだな。
まだ書き始めて間もないし、文章も下手っぴだけど、書き始めたら書くことができた。そのことに希望があると思えた。だからこれからここに少しずつ記録して行こう。