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「漫勉」さいとうたかをさんの回を見た。

先週「浦沢直樹の漫勉」の再放送を見た。
この時見たのは、さいとうたかをさんが特集された回。
恐らく、さいとうさんが少し前に逝去された事がきっかけで再放送されたんだろう。


画面の中で、さいとうさんはアウトラインだけサッと描いて、
その後すぐにペン入れをしていた。しかも、Gペンではなく、
すぐに乾く類のペンや、マジックで本番の作画をしていた。
作画の映像を見て、浦沢さんが驚いていたけど、私もビックリ。
でも、その後さいとうさんの手によって、ゴルゴ13や長谷川平蔵が完成していくのを見て、とっても感動した。

昔の自分は、漫画家にあこがれていた。そのせいか、
昔お小遣いで買った少女漫画の描き方に関する本を、繰り返し読んでいた。
結局絵の道は、自分の実力と努力不足で挫折し、漫画家になる事もなく、大人になった。
でも絵に関する職業は、今もカッコいいと思うしまた絵を描きたいなあ、と
思う事も多い。
その事を思うと、幼い頃の憧れは、意外と変わらないと思う。

絵を描くことは毎日できていないものの、手帳の端っこに
挿絵程度の絵を描くと嬉しくなる。
だから、少しずつ絵を描くことも再開してした。
自分が思った通りに描くことは、まだまだハードルが高そうだけど。

番組の中で、さいとうさんが、「もう描いてないとか、言われているんだ」と言いながら、サラリと作画を完成させていた。

デビューしてからも、生き残るためにずっと作品を描くことは
ほんとに大変なんだろうと思う。
(最近あの漫画家の作品を見ないなあ、と思う事もしばしばだし)

そう考えると、さいとうさんのように、第一線で活躍し続けることは、
本当に大変なんだろうなあ…。
合掌。

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