「お正月と日本文化の変化を考える 年賀状から見る時代の流れ」
こんにちは、GORIです!
新年が明けて少し経ちましたが、皆さんはどんなお正月を過ごされましたか?私は、お正月花を配達しながら、昔のことを思い出し、時代の変化に思いを馳せておりました。
年越しの中で感じる時代の流れ
最近は、年越状を出す人がめっきり減りましたね。
実は年越状文化のピークは20年ほど前で、なんと全国での発行数は44億枚もあったんです。それが今では、約10億7千万枚。SNSやメールの普及、高齢化、そして郵便料金の値上げも重なり、あっという間に減少してしまったそうです。
思えば、昔は「回礼」といって、正月にあいさつ回りをするのが当たり前だったんですって。
下町から山の手、郊外まで、たくさんの人が歩き回る風景を想像すると、なんだか今よりも正月が豐かで豪邦な気持ちになれますね。
それが年越状が広まってからは、手紙一枚で済むようになり、便利になった反面、直接顔を合わせる機会は少なくなっていったのかもしれません。
変わる正月、変わらない心
こうして時代とともに正月の過ごし方は変わっていきますが、やっぱり「誰かを思う気持ち」は変わないものですね。
どんな形であれ、新しい年を迎える瞬間に大切な人にあいさつしたいと思う気持ちが、年越状であったり、SNSのメッセージであったり、形を変えて続いているのだと思います。
今年も、みなさんの心が誰かと繋がり、より良い年となりますように。
GORI