父✕脳出血✕家族

【父】

❤脳出血で得たこと

❤高次機能障がいによる変化

❤家族との関わり

冷蔵庫の卵をしまうところを製氷機と思って氷を作っていた

父「なんで氷ができねんだよ！壊れてるのかよ」とちょっと怒り気味に首をかしげる父

母と私は顔を見合わせて笑ってしまう（笑）

物が無くなってしまうのも

整理をすることができないことも

母を怒鳴りつけるところも

罵声が止まらない時も

全て脳みそに傷が付いてしまったから。

昔は穏やかで強い口調も出せなかったひと

我慢と忍耐の職人気質の人

断れないお人好しの人

サービス精神旺盛な人

脳出血をしたことで、父の場合は理性を司るところを損傷してしまった。

性格が急に変わり、

できないことが増えた父を受け入れるまで、家族みんなそれぞれ何年かかったかなぁ。

でも、理性のストッパーがなくなった事は父の人生の中で必要なことだったのだろうと

客観的に感じる。

父の人生の物語の中で

主人公は父だから

今全ての感情が表に出てしまうのは本人にとってイイコトだらけなのだろうな(*^^*)

母にとっては死活問題の時もあるのだけど、、、💧

孫に喜んで欲しくてしたことを

喜んでもらえなかった時の八つ当たりは本当に面白くて🤣←失礼🙏

いつも言うセリフは台本通り👍

「なんだよ。そんな事言うならもう二度とやってやらないからな！」

でもまたすぐ

父なりに喜ぶことを考えている。

たまに大当たりで喜んでくれた姿を見ては、ご満悦の表情で

「俺が選んだからな！好きなものちゃんとわかってるんだよじぃじは」と嬉しそう。

同じ洗剤を何本も買っちゃっても

まぁ、それもきっとよし。

3つ頼まれごとはできなくても

１つならできる。

引っ越しをした一昨日は

朝から夜中まで箱を開けて整理を手伝った。

昨晩のこと

「まーちゃん、昨日ケーキ食いたいって言ってたろ！食べろ！」と偉そうに、嬉しそうに言う父。

全く言った記憶はないけれど、

疲れてる私を見て

疲れ＝甘いものと繋げてくれたのであろう。

　

優しい人

不器用な人（笑）

みんなにケーキを配ったら

１つ足りなくて、、、

「じいじ

みんなの選んで自分の買い忘れた（笑）」って🤣

みんながあげるよー！と分けようとすると、「いらねーよ！いらねーって言ってるだろ！食えよ！」とキレ気味。

でもその言葉には

どこまで優しい父の愛が詰まっていて、食べさせてやりたい✨という気持ちが詰まってある。

障がいを身に纏ったことで

子どもの様に表現するようになった父。

正直大人の私達も付いていけずイライラ腹がたつこともある。

なので孫の子どもたちからしたら、突然のキレられて逆ギレもしたくなる時があるだろう。

それでも子どもたちなりに

仕方ないと思ったり、

理解しようとしたりする姿を見て、祖父母との関わりがある日常にココロから感謝だなぁ〜と思う。

歩けないばぁばのお尻を押して

坂道や階段の補助をする次女と末っ子。

助け合って、尊重し合って

生きていく事を体感させてもらえるありがたみ。

世代を越えて繋がり合える家族に感謝だなぁ〜としみじみ。

沢山の人の手を借りて

町内会長をやったり

グランドゴルフをしたり

できないことも多いけれど

こんなに人生を謳歌して歩む父の姿を尊敬している。

なーんて

丸くおさめた終盤だけど、

子どもの様な父としょっちゅうバトルもね（笑）

ありますよそりゃ（笑）👍

　

話せば長くなりますんで（笑）

(写真は父と私の幼馴染)

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