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ヱヴァンゲリヲン3.0(-46h) 特典映像解説!

いやぁ、遂におうちに届きましてやっと見ましたが、考察の要素も追加されてなかなか熱かったですね!

以下ネタバレに次ぐ、ネタバレなのでネタバレOKの人のみ、読み進めてください。
























①冒頭シーン


 さて、タイトルはヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qの冒頭開始より46時間前という意味でした。
 ヴィレクルーが普段通り、体を鍛えている中、北上ミドリが懸垂をしながら過去を思い出すところから始まります。
 まだ、主機がないヴンダーもちらっと映ります。

 次のシーンはいきなりサードインパクトから。こちらが「ニアサードインパクトではない」といえる理由は、地球全体に及んでいるからです。

 ここまで全体的に大地をコア化できていたら、追加でサードインパクト起こす必要がありませんからね。

 ここら辺の時系列は昔まとめた記事から認識を改める必要はないと思います。
 特に、「パリ奪還作戦」があまりにも、日常生活の中人間だけが消えたような描写であることから、大地のコア化速度は相当早かったに違いないと予想しておりましたが、まさしくその通りでした。

②北上ミドリの逃亡劇

 さて、北上ミドリは爆心地である第3新東京市付近から、第3村の方向に向かって逃げているようです。
 順番は前後しますが、そう判断できる理由は空に浮かんでいるガフの扉の跡のようなものが同心円状に見えるためです。北上ミドリが第3新東京市方面に背を向けて歩いているのがよくわかります。

引用:EVANGELION:3.0(-46h) ©カラー

 逃げる中、コア化していないエリアがありその中心にエヴァインフィニティが現れます。
 今までは大地がコア化すると、魂が物質化しエヴァインフィニティとなっていましたが、このエヴァインフィニティは異質でした。
 先にエヴァインフィニティが現れ、その場所がコア化してくという逆のプロセスになっているのです。
 そして、そのエヴァインフィニティは、他のエヴァインフィニティと異なり、エヴァ初号機に似た頭を持っていました。
 エヴァインフィニティといえば、頭がないのが共通点のはずですが、これだけは異なっています。

引用:EVANGELION:3.0(-46h) ©カラー

 おそらく、シンエヴァの第三村のようにこの辺りは相補性l結界浄化無効阻止装置があるためだと思っています。
 上記、顔付きのエヴァインフィニティが立ち上がる祭に、それより外側にL結界は拡大する様子ががありません。
 ただ、WILLEたちの本拠地であるネルフ第2支部から遠いため、装置自体が弱いか間隔があきすぎているという理由で、手薄なところからL結界の新入を許してしまっているのでしょう。。

 また、エヴァの顔を持っているというのが興味深いです。ひょっとすると「エヴァンゲリオン」とは、数々のエヴァインフィニティが生まれる中で、奇跡的に「知恵の実」を持ったまま、エヴァインフィニティ化した個体なのかもしれない、などと思いました。
 「知恵の実」とは「自我」と置き換えても良い。このエヴァインフィニティは他のインフィニティと異なり、エヴァインフィニティになっても自我を以っていたが、徐々に浸食され自我を失うことで、「知恵の実=頭部」を失ってしまったのかもしれませんね。


 途中、墜落したNERVの飛行機を屋根に一泊します。その奥には「UN(国連軍)」と思われる飛行機も見えており、ここら辺がNERV及びWILLE&UN連合軍の戦場だったことがうかがえます。
 なお、WILLEの本拠地は第3村付近のNERV第2支部であることからも、第3村付近に近づいていると推測できます。

③アスカ登場!

 そして、ミドリが進んだうえに行きついた先には、コア化した大地と多くのハイカイ化したエヴァインフィニティがいました。
 後ろからはゆっくりと大地のコア化が忍び寄り、いよいよ絶対絶命となりました。
 すると、足元からエヴァインフィニティが現れ、徐々に地面がコア化し、絶体絶命となりました。

 その時、エヴァの長距離輸送機が現れます。
 NERVの文字が青で消えているのはWILLEが接収したからでしょう。この時に、既に「WILLE」は存在しております。

 なお、「旧劇場版」ではアスカの命を奪うために量産機が運ばれてきますが、「新劇場版」ではアスカが他人の命を救うために乗ってくる、というのは胸が熱くなりました。

引用:新世紀エヴァンゲリオン ©カラー

 そこから放たれたエヴァ2号機。破のラストで大破したあと、修復に十分な時間やパーツがなかったのか、つぎはぎだらけの上に、片腕を失っています。
 また、エヴァの特徴である「ATフィールド」を一切使いません。

引用:EVANGELION:3.0(-46h) ©カラー

 エヴァインフィニティはコア化しているため、いつも通り赤く浸食されるのか?思いきや、赤い血と青い血が混ざったものが飛び散ります。
 新劇場版の中でコア化浸食というと、以下のようなものが一般的でした。

引用:ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破) ©カラー

 エヴァインフィニティを振り払った後も、ダメージはあるようですが、今までのイメージのような浸食は起きていません。

引用:EVANGELION:3.0(-46h) ©カラー

 ここで、北上はエヴァインフィニティの腕が地面に当たった衝撃で投げ出され、がけから落ちそうになりました。
しかし、間一髪で枝に捕まり一命をとりとめました。

 冒頭で懸垂中にこの回想が始まったのは、この時のつらい体験を思い出してしまったからでしょう。

引用:EVANGELION:3.0(-46h) ©カラー

④アスカ覚醒!第3使徒により強化される2号機

 この危機に焦ったアスカが声を張り上げると、眼帯の近くに使徒封印文様と謎のホログラムがらわれます。

引用:EVANGELION:3.0(-46h) ©カラー

 やがて、目が青く光り始めると周りにはアラートが鳴ります。内容は「封印監視システムー危険、破壊の恐れあり」となっていました。また、左目を中心に「何かのシステム」がロックオンをかけます。

引用:EVANGELION:3.0(-46h) ©カラー

 これは言わずもがな、アスカの中の第8使徒が目覚めて、覚醒しそうになっています。
 この封印が解けそうになっているため、封印監視システムが警告し、目の第8使徒のモニターを強めています。

 最初、これは「DSSチョーカー」のひな型的システムで2号機の中で第8使徒が覚醒すると、アスカの目を貫きながら、第8使徒とアスカをもろとも始末する仕組みなのかと思いましたが、次のカットでも左目は光っているのに、警報システムが停止していることから、ここは「封印はとけてしまった」ということかと思います。

 この後のカットでは、2号機の目が光ると、今までに比べてパワーが上がり、遂にはこのエヴァインフィニティを倒してしまいます。
 個人的には、このときに第8使徒が目覚めると、エヴァの能力が向上することがデータとして取れたため、以降の2号機には「エンジェルブラッド」を使うための装備が用意されたのかと思っています。

⑤北上ミドリの髪を染めたものは?


 さて、前後しますが、エヴァインフィニティとエヴァ接触箇所から湧き出る謎の物体が飛び散りあます。特徴として黒っぽく見えますが、赤と青の2色でできているようです。
 この物体の接地面は一瞬、黒がかって「コア化」する様子が見えますが、すぐにそこは設置前に戻ります。
 今までのエヴァ世界ではなかったものです。

引用:EVANGELION:3.0(-46h) ©カラー

 この物体が北上の髪の毛に触れると少しずつ、彼女の髪の毛をピンク色に変えていきます。

引用:EVANGELION:3.0(-46h) ©カラー

これはコア化とは異なるので、なんだかわかりません!笑

 個人的にはこの「赤」と「青」の2つから成る物体は「赤」がコア化=死、青が「生」を表していて、今この瞬間に「諦めて死のう」という気持ちと「頑張って生きよう」とする2つの気持ちに呼応して変容しているのではないかなと思っています。
 最期に死を覚悟すればそのまま浸食が体にまで蝕んで死ぬ。しかし、最後に怒りにまかせて「生きたい」と思ったからこそ、浸食が鈍化し、正常化していったのではないのかな、と

 最後に「こんなことを起こしたバカがいる」と憤るアスカですが、右腕からLCLの泡が出ています。おそらく多少なりとも、エヴァインフィニティの接触面がダメージを受けているのだろう。

引用:EVANGELION:3.0(-46h) ©カラー

 アスカは世界をこんな風にしたバカを許さないと言い、北上にもやり返したいなら戦え、と説きます。
 そして、これをきっかに北上はWILLEに入ることを決意したのでした。


※※※※※※
以上、どうでしたか?
個人的には新たな考察要素もあり、こういった作品が継続的に出ることはすごい嬉しいかったです。
こうゆうのが定期的あると、エヴァ熱が高まりますね!


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