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[Shopify]サブスクリプション(定期購入)導入方法!+日本国内外ECストア事例

こんにちは。デザイナーの大西です。
本日は日本でも一般的になっているサブスクリプションについてお話しします。

海外では近年サブスクリプション(定期購入)モデルがECストアで拡がりをみせており、特にメーカー直販のD2Cビジネスで流行、日本国内でも様々な業界が導入し注目を集めています。
配信、体験型など様々な提供方法のあるサブスクリプションですが、今回はECサイトへの導入方法として、D2Cビジネスに最適なプラットフォーム、Shopifyへのサブスク機能の導入方法と導入事例をご紹介いたします。 

◆Shopifyでサブスクリプション対応はできる?

現状ではShiopifyのデフォルト機能にサブスクリプションはありません。
しかしこの後ご紹介するようなアプリを使用することでストアへの導入が可能です。

サブスクリプションアプリ使用時の注意点として、Shopifyで設定した決済方法が使用できない点が挙げられます。
定期購入用の決済設定が必要で、この仕様については現状どのサブスクリプションアプリでも同様です。
アプリ独自のチェックアウト画面に遷移してもカスタマーに違和感が無いよう、いずれのアプリでもデフォルトのチェックアウト画面に近いデザインとなっています。

サブスクリプション機能についてはShopify公式より今後導入予定とアナウンスがありましたので、正式なリリースが決定次第お知らせいたします。
参考: Announced at Shopify Unite 2019

◆おすすめサブスクリプションアプリ【Bold Subscriptions】

私のおすすめのアプリはこちらのBold Subscriptionsです。

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▲アプリストアへ

Bold Subscriptionsの概要
・商品ページ、チェックアウト画面の翻訳(日本語化)が可能
・$29.99〜/月
・無料トライアル期間60日間
・決済プロバイダ多数
・外部サイト、SNSヘ埋め込み可能なBuyボタンの作成
・顧客がカスタム可能なBOXの作成
・分析・レポートの作成
・カスタマーへのメール通知機能

●導入画面

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例として、「週に一回の頻度で花の定期便を行うストアの商品ページ」を作成しました。
通常注文と定期便での注文を選択できるベーシックな仕様。
こちらの商品画面はカスタマイズ可能でCSSを使ったデザイン変更もできます。

●設定画面

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海外製アプリのため設定画面は英語。
チュートリアルやフォーラム、カスタマーサポートは充実しています。

◆サブスクリプションShopify導入例

それではshopifyでサブスクリプションを導入しているストアの実例を少しご紹介いたします!

【日本国内のShopifyストア】

●BASE FOOD / 栄養食品

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定期購入の他、好きな数量の購入が可能。
初回、2回目以降それぞれ異なる割引率が適用される設定になっています。


●WINE BOX / ワイン

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毎月2本のワインが固定で、必要な期間毎にプランが選択可能。


【 国外のShopifyストア 】

● v-dog / ドッグフード

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サンフランシスコ初の人気ドッグフードストア。
プロモコードで最初の注文30%off、2回目以降5%オフ、カスタム可能な配送スケジュール、キャンセル料なしなど、カスタマーが定期購入しやすい環境が整えられています。

使用アプリ:Bold Subscriptions


● veestro / 植物由来食品

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グルテンフリー、高タンパクなど、好みに応じた商品をセレクトしたボックスを作成して注文が出来ます。
また、購入を一定期間止めたい場合は簡単にスキップすることができます。

使用アプリ:ReCharge


● Alen / 空気清浄機・交換フィルター

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消耗品である空気清浄機のフィルターが定期購入できます。
1回限りもしくは購入頻度の低い製品(空気清浄機)を交換製品の定期購入で補完する完璧な例です。

使用アプリ:Bold Subscriptions


いかがでしたでしょうか。国外にはまだまだ多数のサブスクリプションモデルを導入したストアが存在します。

サブスクリプションモデルは時代の流れに合わせて柔軟に変化しています。顧客を理解しサブスクライバーに変えることがストアの成功に繋がるかもしれませんね。


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