Shopifyでサブスク!日本向け定期便ECソリューション「Go SubscRide」を開発導入しました!
日本語完全対応のShopifyサブスク機能の登場を待ちわびていた皆様、お待たせ致しました!この度GO RIDEが、ShopifyサブスクリプションAPIを使用した定期購入ソリューション、その名も『Go SubscRide』を開発致しました。
この記事では、この『Go SubscRide』についてご紹介していきたいと思います。
1.Shopifyサブスクアプリのこれまで
過去のGO RIDE Newsの記事内でもご紹介してきた様に、これまでもShopifyのサブスク用アプリというものは存在しておりました。
過去記事でもご紹介しているように、これまではBoldやReChargeといった海外製のサブスクアプリを導入されるケースが一般的でしたが、完全に日本向けになっていない、サポートが英語のみなど、日本国内のマーチャント様にとっては様々な課題がありました。
また、こちらの記事内では弊社でのBoldの定期購入導入事例についてご紹介しているのですが、設定方法がかなり複雑、日本語に完全に切り替えられない部分がある、という点を実際に経験しておりました。
そして、2020年10月、Shopifyはストアでの定期購入を可能にする新たなAPIを発表しました。Shopifyの既存の機能として管理画面から定期購入を管理できるようにするという方法ではなく、APIとしてストアでの定期購入を可能にするという手法をとったことで、Shopifyが定義するエコシステムが具現化された形となりました。
GO RIDEでは昨年末、この新たなShopifyサブスクリプションAPIの先行アクセス権を取得。いち早く日本のマーチャント様が使えるサブスクリプションアプリを生み出すべく開発をはじめ、この度ベータ版が完成しました!その名も『Go SubscRide』!
2.Go SubscRideのご紹介
では、Go SubscRideではどんなことができるのか?今後も追加開発を続けていく部分はどんなことなのか?2020年1月時点での他社サブスクリプションアプリとの比較をしながらご紹介していきたいと思います。
・登録している商品にサブスク購入オプションを追加
すでにストア上に登録されている商品に対して、サブスク用の購入オプションをアプリ管理画面上から一括で追加することが可能です。
これまでの既存の定期購入のアプリによっては、
・一回購入用の商品とサブスク用商品を別々に登録する必要がある
・アプリ上から一括で複数商品にサブスクを適用することができず、Shopify管理画面上から一つ一つ商品を開き、サブスクを適用させる必要がある
というものもあり、商品の在庫管理が複雑化したり、初期設定に非常に時間がかかったりするケースがありました。
しかし、Go SubscRideではシンプルな手順でサブスク設定が可能である上、サブスク用に別途商品データを持ち在庫を分けなくても、一つの商品で都度購入・定期購入を選択したり、都度購入・定期購入を同時に行なうことができます。
また、このサブスクオプションの中には、複数の注文サイクル(頻度)を含めることができ、それぞれの注文サイクルには異なる割引率の設定をすることが可能です。
例えば、
コーヒーに
マンスリープラン(5%割引)という1つの注文サイクルを持ったサブスクオプションAを設定する
ジュース12本セットに
ウィークリープラン(5%割引)、マンスリープラン(2%割引)という2つのお届けサイクルを持ったサブスクリプションオプションBを設定する
といったイメージになります。
Boldの既存アプリでは、割引設定は注文の頻度毎に変えられないようになっていますが、割引率を頻度毎に変えることはより頻度の高いサブスク契約への勧誘のためには非常に重要になってくるポイントですよね。
ちなみに・・・
弊社アプリ内では、商品に紐付ける定期購入オプションを「サブスクグループ」、そのサブスクグループ以内の頻度のオプションを「注文サイクル」と呼んでおります。
・日本向けにローカライズされた管理画面、ストアフロント
様々なサブスクアプリがある中で、今回のGo SubscRideの最大の特徴は、日本向けに日本語対応をしているということです。また、弊社内に英語ネイティブのエンジニアもおりますので、もちろん英語対応もしております。
以下全て日本語&英語の両方を対応しています。マーチャント様のご要望に合わせたカスタマイズにも対応が可能です。
・管理画面
・お客様表示ストアフロント
・お客様への通知メール
・サポート
・顧客のサブスクリプション管理
定期購入ができるストアでは、購入時だけでなく購入後のUXが非常に重要になりますよね。顧客の自由度を増やせば在庫管理や商品管理の負担が増えることもあり、ストアにとって一番望ましい形で顧客が定期購入契約を管理できるようにする、というのが理想的です。
弊社のアプリでは、2021年時点で顧客が定期購入を開始・解約することが可能です。一時停止をしたり、再開したり、次回だけスキップをしたりということは、できたばかりの現バージョンのGo SubscRideではできませんが、日々機能拡張を行っておりますので、今後スキップ機能や、一時停止もできるようになる予定でございます。
また、契約中に顧客の決済に問題があった場合や、宛先を急に変更したくなった場合なども現時点では一度契約を終了し、再度定期購入を契約していただく必要がありますが、今後は決済情報・お届け先情報のみを変更することができるようになる予定です。
まとめ
以上、ご興味をお持ちいただけましたでしょうか?
各機能について追加開発を行っているので、この記事を書いている2021年2月時点のGo SubscRideは、ますます弊社開発チームにより使いやすくなっていく予定でございます。
また、弊社制作のカスタムアプリとなりますので、導入時にストアフロントのデザインをカスタマイズしたり、サポートを日本語で行うことが可能です。
その他、なにかサブスクアプリについてご質問がある方、導入をご検討されたい方は、ぜひお問い合わせください。
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