大きな主語とバイアスについて考えてみた
もぎけんの脳ラジオ
最近になってVoicyでフォローし拝聴している。
8月20日の配信内容を聴き、感じたことを
いつものようにツイートした。
ツイートした後に、そもそも放送中に出てきた、
『Name Dropper』とはどんな単語なのか、
調べてみることにした。
ネームドロッパー、有名人の名前を自分の知人であるかのように持ち出して自慢話をする人
(出典:英辞郎 on the WEB “Name Dropper”)
放送中では「ハーバードがさぁ」といった具合に、
大学名が例文として取り上げられていたが、
本来は『人の名前』を持ち出す人を意味するのか。
そうすると自分のツイートは連想であったものの、
本来の言葉の持つ意味からはかけ離れるなぁと
実感したので、言語化してみようと考えた。
いつものように日記的につらつらと書いていきたい。
◼️大きな主語で語るとどうなるか?
昨日の投稿にも紹介したVoicy
『澤円の深夜の福音ラジオ』
【第874回】
『主語がデカイのは思考が稚拙である証拠。』
を聴き感じたことが、もぎけんの脳ラジオの内容と
リンクした気がしてツイートしたわけだ。
澤さんの放送内に出てきた
『主語がデカイと思考が稚拙』とは
一体どういうことなのか?
例えば「日本人は〜」「日本は〜」
といった主語を用いて語られる内容は、
バイアスがかかってしまう可能性が高い。
なぜなら『日本人』という表現の中には、
多様な背景を持つ人が内包されることになるからだ。
◼️改めて『主語が大きい』ことを調べてみる
上記の説明は、私の頭の中にあるものを、
なんとなく言語化してみたものである。
そこで、あらためてググッてみることにした。
澤さんの放送タイトルの『主語がデカイ』を
検索ワードにしてググッてみると、
以下のサイトに辿り着いたので、
そこから引用してみることにする。
「主語が大きい」(主語がデカい/ 主語デカ) とは、自分の考えやごく狭い身の回りの話を、さも普遍的で一般的なことであるかのように扱って正当化したり責任を回避したり、あるいはごく一部だけに当てはまる話の対象を必要以上に広げ、根拠なく大勢を批判することです。
(出典:同人用語の基礎知識 “主語が大きい/ 主語がデカい“)
このサイトは、同人用語を扱っており、
そもそも同人用語というものがあったと初めて知る。
なかなか面白そうなサイトだなぁと感じた。
◼️アンコンシャス・バイアスって知ってた?
大きな主語で語るとバイアスがかかる
さきほど、こう書かせてもらったが、
バイアスにも色々な種類があるので調べてみた。
『主語が大きい』と『バイアス』を検索ワードとし、
ググッてみるとあるサイトに辿り着き、
『アンコンシャス・バイアス』
という単語を知ることができた。
ポンコツな私は、この単語をおそらく初めて聴いた。
『おそらく』としたのは記憶がないからなのだが、
もしかしたら聴いたけれども忘れたのかもしれない。
まさにポンコツである。
話がそれたが、あらためて、
アンコンシャス・バイアスの定義を引用する。
アンコンシャス・バイアスとは無意識のうちに人々が持ってしまう偏った見方です。
「無意識の偏見」とも言います。
アンコンシャス・バイアスは無意識のうちに持っている偏見であるため、知らないうちに人を傷つけるようなこともあります。
自分では「当然」と思っている価値観だからこそ、知らず知らずのうちに行動や発言に自然と現れてしまうのです。
(出典: アンコンシャス・バイアスとは?無意識の偏見・思いこみをコントロールするためには)
◼️言語化してみて思ったこと
色々と調べてみてわかったのは、
『Name Dropper』と『主語がデカイこと』は
全く別概念であり、私の単なる連想にすぎなかった。
ただ、Name Dropperは、ある種の権威を出して、
『虎の威を借る狐』状態になる。
そのため、権威=人、権威=人ではないもの、
の違いであって、人ではない場合には、
おそらく『主語が大きい』状態になるのではないか。
そんなことを考えさせられた。
しかし、こうして調べてみて、自分自身も、
Name Dropper的な立ち振る舞いをしているなぁ、
と反省したり恥ずかしく思ったりした。
最近だったら、お会いしたことのある方が、
テレビに出ていた際に、まるで親友かのように、
「〇〇さんじゃん」と言ってしまったり。
ほんとにダサい男だなぁ、自分。
そんな自虐で今日の日記を終えようと思う。
こんなポンコツな私ですが、もしよろしければサポートいただけると至極感激でございます😊 今後、さまざまなコンテンツを発信していきたいと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします🥺