NHKマイルカップ気になる馬
今週より5週連続で東京競馬場でGIレースが開催となります。
今年のNHKマイルカップに関しては3月の高松宮記念同様に明確な抜けた馬がおらず混戦模様です。また週末は雨予報でより予想は難解なものになりそうです。
■上位人気馬の良い点、悪い点
エエヤン(前哨戦のニュージーランドトロフィーの勝ち馬)
良い点:馬場を問わない脚力
悪い点:乗り替わり+前向きすぎる気性の為、道中追走難しく早仕掛けになりそう。
ドルチェモア(去年の朝日杯勝ち馬)
良い点:東京マイル重賞勝ち馬、競馬センス〇。ハイペースへの対応は可能
悪い点:乗り替わりにより積極的な競馬ができるかどうか
カルロヴェローチェ
良い点:圧倒的なスピード能力
悪い点:前向すぎる気性の為、折り合い難しい。ここまで福永、武豊騎手と当たりの優しい騎手→レーン騎手への乗り替わりはどうか?
■穴馬で気になる馬
モリアーナ
評価ポイント:東京マイルの2戦では持ち味を生かした競馬ができており2走前のクイーンCは稍重ながら1分33秒1の好タイムでハイレベル戦。
今回乗り替わりで横山典騎手となり戦法はどうなるかわからないが、武藤騎手の経験不足からくる不安定な競馬よりはプラスと考えております。
セッション
評価ポイント:前走のアーリントンカップは距離を1600mに短縮したことで馬の良さが発揮されての2着。シルバーステート産駒らしく重馬場適性〇であり、元々坂路調教では抜群に動いており前走から状態上がってきたら楽しみな一頭。ディープ系×母が短距離馬は一昨年2着馬のソングラインと同じような血統構成。
ミシシッピテソーロ(重馬場になれば印)
評価ポイント:道悪競馬となり後方追走からワンチャンスはありそうな馬。
ダノンバラード産駒は良馬場でスピード問われるレースになった場合には厳しいが、上がりタイムかかる舞台となれば相対的に浮上しそうな一頭。
ユリ―シャ(1桁馬番希望)
評価ポイント:前走は逃げる形となったが、馬が行き過ぎてしまった為、重馬場ながら前半3F34.1のハイペースとなり11着と敗戦。今回先行したい馬は多いながらもどうしても逃げたいのはこの馬だけか。前走は1番人気であったが今回は人気薄となりそうであり、2番手以下のプレッシャーが薄ければ逃げ残りはあるかもしれない。