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【MBA】世界一インターナショナルなビジネススクールMBA修了🎓

Cheers!🍺
2024年11月、シンガポールにいながらも、ついに米国ビジネススクールの経営学修士課程(MBA)を修了しました。2022年春に入学、一時プライベートな事情で複数の授業をスキップし、当初の卒業予定時期からだいぶ遅れてしまいましたが、無事終えることができました。約2年8ヶ月と、とても長い道のりでしたが、この間本当に色々なことを学ばせて頂きました。

ここではMBA編とプライベート編の2つで簡単にまとめたいと思います。詳細はまた別途まとめようと思います。

MBA編

今振り返っても、逃げ出したいほどの思いも何度もしましたが、家族のサポートもあり、なんとか卒業することができました。一番そばにいた妻なしでは絶対に取得できなかったので、まずは心から感謝しています

最後のプログラムは週末3日間の集中日程、ロンドンとの時差もあり、夜の19時開始〜終了が深夜2時。そこからチームでの議論や資料準備などで明け方5時過ぎという過酷なものでした。私のチームメンバーは、スイス、カナダ、ポルトガル、コスタリカ、シンガポール、日本という、まさにインターナショナルなチーム。最後のビジネスチャレンジでは、「AIを活用したスタートアップ企業の資金調達」で、実際の投資家に向けてピッチ、またグローバル専門家・経済学者からのフィードバックを適宜もらいながら進めるという、とてもエキサイティングなもの。選択したテーマも、メンバーの一人が地域の病院で実際に働いており、医師不足、診断精度の問題、患者が長い期間待たされているなどの問題があり、AIを活用してプロセスを強化、改善できないかという熱い想いからくるものであり、とてもチャレンジングな内容でした。

世界一流の教授陣最高の仲間たちはかけがえのない宝物。そして、世界160カ国以上という圧倒的な生徒の多様性、考え方や肌色、性別など全然違う中でも、同じ人間なんだと共通点を感じる部分も数多くありました。

まだ、新たなステージのスタート地点に立っただけですが、「成功のための1番の近道は継続すること、やめないこと」という言葉の意味が分かりました。グローバルでも対等にやっていく自信がつき、日本人ならではの強みを活かしながら、積極的に周りを巻き込み、変えていく。そんなスタンスで次の章へ進もうと思います。

プライベート編

ここからは自分への戒めも含め、書き残しておこうと思います。働きながら、子育てをしながらのMBA取得は苦難の連続でした。

コロナ禍で入学のための勉強を開始し、エッセイやレジュメ、英語テスト(IELTS)、最終面接もなんとか合格。授業開始はまだかと、待ち遠しかったことを今でも覚えています。しかし、入学後はこれでもかというほどコンフォートゾーン(快適なゾーン)から外れた経験の連続でした。それなりに海外を経験してきた自分でも全く歯がたたない、相手にされない、発言が伝わらない、議論からは置いてけぼり、チームに全く貢献できず悔しい思いも何度もしました。自分で決断し、家族に無理をいって説得したのにも関わらず、もう逃げたいと思ったことも。また、ロンドンとの時差のため、会社から帰宅後に夜通しでライブ講義、徹夜続き、次の日も出勤、しだいに体調を壊すようになり、家族にも影響を及ぼすようになりました。

楽しい週末なはずなのに、父親だけは朝から晩まで1人で部屋にこもって勉強。子供たちは父親と一緒に夜寝たいと言うのに「ごめんね、MBAだから」と振り切ってまで勉強を続けなければならない。その間、妻はずっと一人で家事・育児。外食や旅行中、子供たちといる時でさえ、MBAのプレッシャーで落ち着いた気がせず、純粋に楽しめないこともありました。本当に精神的にも肉体的にも限界状態に近づいたときには、突き放すような態度や言動をとってしまい、家族に寂しい思いをさせてしまったこと、とても反省しています。これは、自分の心の未熟さであり、ここを今後は鍛えないといけない部分だと痛烈に感じました。

いずれにせよ、MBA取得を通して、本当に数多くのことを学びました。まずは、家族が安心できる心穏やかな日常に戻ること。そして、自分の思い描く未来に向かって進もうと思います!

お読みいただき、ありがとうございました。


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