知床いきたい
病弱な地球に病弱な私。
まるで長年のカップル、お似合い。
ほっぺたがゾウみたいにくすんでる。
私はもう、私であることをあきらめつつある。というかとっくにあきらめてる。
準備なしで咄嗟に誰かに声をかけることも出来ないし。
忙しさにかまけてついつい忘れてしまうようなものの塊がこの私。
全ての見物人へ、そんなことも知らないのかと言ってやりたい。
魂を削るなんて許された人の派手なお遊戯。
16.5時間かけて返す答えに、成熟した大人たちは微笑む。
病床じゃなくて知床連れてけや。
そこに異論はないはず。
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