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KFC/KFCNサルベージ

K Fan ClanおよびK Fan Clan Nextの小説等コンテンツを再掲したものです。
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2022年12月の記事一覧

アイドルK短編「雪と炎」

著:鈴木鈴  この土地は、冬になるとまばゆいほどに白くなる。  空からしんしんと降り積も…

限定王権戦記 あとがき

※このあとがきはファンクランに掲載されていたものではなく、作者である鈴木鈴個人のTwitter…

限定王権戦記「相席1999」

著:鈴木鈴 「おい! なにしてる!」  叫んで、塩津元は河原の斜面を駆け下りた。  自分と…

限定王権戦記「王と酔っ払い」

著:鈴木鈴  目が覚めた途端、猛烈な頭痛が相馬均を襲った。 「うえ……」  うめき声をあげ…

限定王権戦記「死神と猟犬」

著:鈴木鈴  羽張迅が狙撃されたという報告を受けた瞬間、善条剛毅は走行中の輸送車のドアを…

限定王権戦記「青服と黒服」

著:鈴木鈴  朝から降りはじめた雨は、昼過ぎには土砂降りになっていた。  武地数馬は雨が…

限定王権戦記「霹靂と閃電」

著:鈴木鈴  ふと気がつけば敵がいなくなっていた。  周囲の有様は、まさしく死屍累々。折り重なる死体のほとんどは、黒服――《煉獄舎》クランズマンたちのものだ。情報部からの連絡を受け、善条剛毅率いる突入部隊がこの倉庫を急襲したのが15分前。そして今現在、倉庫内は凄惨な戦場と化していた。  善条は血にまみれた『霹靂』を肩に担いだまま、次に斬り伏せる敵を探しはじめた。  が、すでにそんなものは存在していなかった。  戦闘は終わり、残党狩りに移行しつつあった。まだ何人か抵抗している

限定王権戦記「蝶と蟷螂」

著:鈴木鈴   「うえぇ……これ、ひとりで掃除すんのかよォ……」  モップとバケツを床に置…

K SIDE:PURPLE 12

著:鈴木鈴 「お母さんね、もうすぐ死んじゃうんだ」  紫の髪を優しく撫でつけながら、母は…

K SIDE:PURPLE 11

著:鈴木鈴  炎が、荒れ狂っていた。  居酒屋の軒先から。バーのドアから。ホストクラブの…