見出し画像

変人が集う?海辺のオールナイトフェス🕺

9/14〜15 @神奈川県川崎市 ちどり公園
▶ATF25th presents #BAYCAMP 2024◀

はじめまして!一人遊び大好きな娯楽生活です!

先日は #ベイキャンプ に行ってきました〜!
忘れないうちに長文で日記を残しておきます✍


アナウンスのなさに不安

1日目は夜まで、2日目は朝5時までのオールナイト、海辺でテントを張れて最高にチル🤙なフェスが5年ぶりに復活と聞いていそいそとチケットを取りました!

好きなバンドが出るし、久しぶりに音楽に浸るぞと一ヶ月以上前から楽しみにしていたんですが………

1週間前になってもガイドライン、アクセス、会場マップが出ない!!!
大丈夫か!?

それもチケットの情報欄をよく見ると「テント持ち込み不可」の文字が。

ええ〜〜!?なんで!?キャンプ要素は!?

9月の暑い中耐えられるか、というか開催されるのか?と一気に不安に。地方民なので中止が一番怖い😢

不安すぎて、大荷物で向かいました。

遠征勢の持ち物

持ち物はこちら↴
・折りたたみのガラガラするやつ
 ※スーツケースは邪魔なのでおすすめしない

・でかいかばん
 ↪着替え(2セット、ホテルで洗濯)
 ↪エアマット
 ↪レジャーシート
 ↪折りたたみの椅子
 ↪レインコート(ゴアテックス)

・小さい斜めがけのかばん
 ↪クレカ
 ↪現金
 ↪保険証
 ↪ペットボトルホルダー
 ↪塩飴、塩タブレット
 ↪モバイルバッテリー、コード
 ↪目薬

・大きめの保冷バッグ
 ↪水+アクエリ 1.5㍑
 ↪冷えピタ
 ↪冷タオル
 ↪ウィダー
 ↪梅
 ↪おにぎり
 ↪スティックパン
 ↪コーヒー
 ↪ビーフジャーキー
 ↪氷
  ↪ジップロック+ストローでかち割りにする

・中くらいのかばん
 ↪折りたたみ傘
 ↪首にかけるタイプのファン
 ↪タオル
 ↪休足時間(足の裏、ふくらはぎ用)
 ↪めぐリズム(肩こり用)
 ↪新しいゴミ袋

エリアマップはギリギリ前日に出たけど、もう準備しちゃってたのでこのまま大荷物で向かったら………

みんな超軽装!!!わあ!!恥ずかしい🤦🤦

でも全部持って言ってて正解でした◎
テントは張れないものの、レジャーシートエリアであれば敷地の制限なくシートを敷けたのがでかかった。芝生に敷いたエアマットの上でゴロゴロし放題なのは激アツ🔥
強烈な日差しを遮る日傘を開いてお腹の上に乗せると……

まるでバカンスに来た気分🏖

スティックパンなども大正解。
屋台は出ていたけれど、キャパに沿った店舗数なので、小腹がすいた時につまめるものがいくつかあると、音楽を聞きながらぐうたらできる最高の空間に生まれ変わるんです。

ライブハウスに地続きなフェス

メインのフェニックスステージ

そう、なんせ会場が狭い。

メインステージをサブステージと勘違いするくらいに狭い。

開会の挨拶で初めて知ったのですが、過去の会場から一つ川崎側の洲(しま)に変わったんですって。
だからテントが張れなくなったのかぁ〜とそこで納得していました。

サブのKOTORIステージ

そしてこの狭さかなんとも心地いいんですよ。
主催だけでなく、バンドマンから何度も発されたように「ライブハウスから地続きのフェス」だったんです。

バンドとの距離感も、音作りも、照明も、屋外なのにライブハウスの匂いがプンプンするんです。なんだこれ。

HPより

そんなフェスはゴールデンカムイ、呪術廻戦、BEASTERSとタイアップした遅咲きの若手ALIからスタート。BIGCATもないくらいのこぶりなステージに、ボーカル、ギター、ベースのメンバーだけでなく、サポートとしてコーラス、キーボード、ドラムが。それだけじゃない。「ALIの楽曲は必ずサックスのソロがある」とMCで紹介していたように、サックスなしではALIじゃないと思えるくらい大事なパートのサックスはなんと2人も!!ステージはもうぎゅうぎゅう!!なのに壮大な音楽とともに自由に動き回るメンバーを見ていると、不思議と狭さを全く感じない。ジャジーな音楽で真っ昼間のトップバッターから夜の世界に引きずり込まれた最高の幕開けでした。

「この曲はBoy Friendだけど、俺達はBay Friendsだね」

観客の頭の上にハテナを浮かばせ散らかしたのは、今回一番の目当てストレイテナー 。普段遠くからしか見れないのに、こんな近くでいいんですか!?と思うくらいの距離感で見れて感激。マイク通さずに弦の音が聞こえるなんて、まさにライブハウスって感じしませんか?初っ端の「Melodic Storm」は大好きな曲で、口で歌詞をなぞってたら、ホリエさんに何度も微笑まれた気がする。恥ずかしくなって次の曲から口ずさむのをやめた。そんな勘違いをするくらいに近い。MCも強烈だったけど、夏の青空が共存する空間で聴く「Boy Friend」は絶品だったなあ。

初日で強烈といえば山田亮一とアフターソウル。 元ハヌマーンのボーカルによる新しいバンドで、リハーサル時点から観客から伝わる高揚感が半端ない。こっちまでソワソワしちゃう。高い演奏力を持つバックバンドの中心に、小汚い格好をしているのに目が離せないくらい輝く山田亮一がいた。これがロックスターか、、、ハヌマーンの「若者のすべて」の時には1音目がなった瞬間から観客の雄叫びが響いて、モッシュが発生。屋外にも関わらず人の汗でモワッとしていて、ステージが神秘的に光っていた。うまく言葉に言い表せられないけど、きっとあの景色は忘れないと思う。

HPより

初日より動員を体感3-4倍まで伸ばした2日目。時速36kmCody・Lee(李)が若手とは思えないほど仕上がった音で、新しい音楽と出会えるフェスの醍醐味を噛み締めながらスタート!

超満員だった水曜日のカンパネラトゲナシトゲアリSHISHAMOを後ろで寛ぎながら見ていたらあっという間に22時になってた!条例により18歳以下は帰宅しなければならず、ここからは大人の時間!!

ねころがり寝転がりながら見える景色も最高

半分くらいになるかなと期待していたけど、ほとんど変わらない。それもそのはず、アラサーが若く感じるくらい客の年齢層が高かった。居心地の良さはこの高齢ぎみの客たちにもあったのかもしれない。

「今日は年寄りが多いみたいやな!」と煽っていたのは キュウソネコカミ 。もういっちょ「(同日に開催していた)ロッキンに行かずにこっちに来るなんて変人の集まりやな!」とも。他のバンドも、ターゲット層が定まらない感じのラインナップなのに、同じ関東圏でバカでかいフェスがあるのに、こっちを選ぶ客たちを変人扱いしていたが、そのバチがキュウソに降りかかるような大雨が降り出す。キュウソの前から降ってはいたものの、バケツをひっくり返したような雨で、ビニール系のレインコートを着ている人たちは全員ぐしょぐしょに。なるようになれ!と飛び跳ね、もみくちゃになり、0時のカウントダウンをし、セイヤさんを運び……サークルは4時間前にthe telephonesでアホみたいに踊り狂ったツケが来て息が上がったから断念。体力つけないと!と筋トレを決心しました。

小雨の中キュウソ待機中

もうだいぶ疲れ果ててるのに、来ました、夜の本気ダンス。2列目のスピーカー前で、筋肉だけでなく見事耳も潰しました。この日のTシャツは、残念ながらレインコートで見えないけど夜ダンだったんです。数年ぶりで楽しみにしてたのもあって、2日間、いやコロナ禍イチの飛距離を出してたくらい飛んだ。どんどん飛んでいく。でもあとからオフィシャルの写真を見たら、ちょねさんの高さがエグくて、きっとメンバーから見たら自分なんて数ミリしか浮いてないように見えるだろうな。でもそんなの関係ない、こっちの気分はもう小さな巨人よ。新旧織り交ぜたセトリで古参たちも拾いつつ、今の夜ダンを見せてくる感じが、バンドの年季を感じて好きなんだよな。最後は「戦争」で特大ジャンプ!いやー最高だ!!

実は上2組の間で、サブステージのくだらない1日というバンドを見ていた。友人から勧められて少し前から聴いていたバンドで、ライブで見ても、がむしゃらさもありながら音としてまとまりがあり、曲調のバラエティも豊か。歌詞をちゃんと読んだわけじゃないけど、最近流行りのクズっぽさやネットミームらしさを感じず、泥臭さしかなくて、なんでこんなバンド名なんだろう!?名前やアルバムジャケット(ぬいぐるみの写真)の不気味さと音楽性が真逆でギャップにやられた。今回で一番響いたのは彼らの音楽な気がする。

そうこうしてるうちに、一睡もせずに4時をまわり、帰りの飛行機の時間もあるのでTENDOUJI横目に帰路につきました。

恵みのシャワー

タクシーを拾って15分くらいで羽田空港に到着。あまりにも臭いし濡れてるので、第2ターミナルで30分1500円のシャワーを借りて汚れを落とし、着替えることに。これがまた大正解。

朝5から空いてる。ほぼ寝てるのでブレブレ。

一日目終わりに眠い目をこすりながら、服も下着もすべてコインランドリーで洗濯して、乾燥機も回しておいてまず正解だったんです。だから昼間は汗でびっしょりするので、日が落ちてから下着ごと替えれた上に、空港でシャワーを浴びても困らなかった。最適解を出しすぎていて怖いくらい。

脚に休足時間を貼って、首にめぐリズムをつけて、その足で保安検査を通ってラウンジへGo。どっと疲れた体に癒やしグッズ、ラウンジのふかふかソファに温かい飲み物………あまりに贅沢すぎる。30分くらいゆっくりしてから搭乗口に向かい、着席。そこからの記憶はほとんどなく、気がついたら21時。自宅の布団で寝ててびっくりしました笑。

意識も吹っ飛ぶくらい全力で楽しんだベイキャンプ。次はもともとの会場に戻れるのでしょうか?そうだとしたら、そうでなくてもまた必ず行きたいと思わせてくれる、心地よいイベントでした!

ATフィールドP青木さん、ありがとう!!!また来ます!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?