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突発性発疹の本質的な原因について。

突発性発疹は、お母さんのおへそからもらっていた免疫力が低下してくる生後6ヶ月頃から3歳頃までに発症する病気で、水疱瘡などのウイルスと親戚関係にあるヘルペスウイルス6型(HHV-6)と7型(HHV-7)が原因で起こるそうです。

このように原因が分かっているため、高熱や発疹には科学的に対処できるのですが、別名「不機嫌病」と呼ばれるように、熱などが下がった後に訪れる子どもの怪獣化の方が、より大きな問題だと言われます。


息子も、例に漏れずきちんと怪獣化したのですが、病気のためとはいえ、普段とは明らかに違う様子が見受けられました。


それは、ママにばかり甘え、抱っこをねだることです。

息子は、ぼくの方が奥さんよりも一緒にいる時間が長いこともあってか、「パパ」と先に言えるようになったように、ぼくにもよく懐いています。実際、2人でいるときは、特に病気による変化もなかったので、「みんな通る道だと言っても例外があるんだな」と思っていました。


ところが、ママが帰ってくるや、ぼくが抱こうとしても拒否し、泣き叫んでママを呼ぶのです。


その時ふと思いました、「あー、ママがいるから不機嫌になるんだな」と。

「不機嫌病」とは、つまるところ「甘えたい甘えたい病」なんだと思いました。


お腹にいる時からずーっと注いできたママの愛情が原因で起こる病だからこそ、例外なく子どもは罹るし、不機嫌になる原因が科学では説明できないのではないか。


だから、対処不能な我が子にイライラするのではなく、ママは、不機嫌な我が子を見て、自分の愛情がきちんと伝わっていたことを実感し、パパは、ママばかりに過剰に甘える我が子を見て、ママの愛情の大きさを感得し、奥さんに感謝してもいいのではないかと思います。


今日は、甘いものでも買って帰りましょう。

あなたの何かを、心許り充たせる記事をお届けするために。一杯の珈琲をいただきます。