日本茶インストラクター試験 リポート提出編
<まえがき>
前回に引き続き、投稿が遅くなりましたが、2024年の日本茶インストラクター講座を受講した私の体験談です。2025年に動き出そうとしている方のお役に立てれればと思い、書き記します。
1. 学習とリポート解答について
前提として、日本茶知識ゼロからスタートした私が取り組んできた事例ですので、もっと効率が良い方法や時間の使い方があると思います。あくまで参考程度でお願いします。
リポートは全て問題形式になっていました。(五肢択一、関連語句を線でつなぐ、空欄補充、150語程度の記述など。)
1-1 取り組み時間(量)
ほとんど平日は学習せず、気が向いたらテキストを読む程度。(1週間に1回あるかないか。)
土曜日は午前に中学校教員であるため部活指導の仕事が入ります。そのため、午後から1〜2時間できたら良い方でした。(ここで頑張れていたら余裕を持ってリポートを終わらせられた。反省。)
日曜日は、妻から許可をいただきカフェをハシゴして午前中に3時間。午後は集中力が残っていればダラダラと手をつける程度でした。他の趣味である剣道の稽古に行くこともあったので毎週3時間も取り組んでいたわけではありません。
1-2 取り組み方(質)
リポートには、「リポートの取り組み方」が次のように示されていました。「1. テキストをひと通り学習します。2. テキストを見ないで、リポートに挑戦します。3. わからなかったところをテキストで確認し、リポートを完成させます。」
最初は指示にしたがい、しっかりテキストを読み込み、リポートをテスト感覚で解いていました。しかし、知識ゼロだとこれがかなり時間がかかり辛かったのです。
リポート①を終えるころに「ペースが遅い」と危機感を感じ、学習方針を転換しました。本来的ではないのかもしれませんが、テキストを最初から熟読はせず、さらっと目を通し、リポートで問われている箇所を後から集中的に読み込んでいく方法にシフトチェンジしました。3つのリポートの平均が90点を超えないと優秀修了にならないため、解答には時間をかけて見直しもしました。
ここまで読んでいただき、「平日やらなくてもいいなら、思ったよりも楽なのでは?」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。確かにリポートを終わらせることに特化すれば、このくらいの取り組み時間とやり方で十分に終えることが可能です。
しかし、次回の投稿で詳しくは記述させていただきますが、試験対策としては全くの不十分な量と質ですので、ご注意を。
1-3 優秀修了はできたのか?
結論、できました。
リポート②は概ね順調に終わりましたが、娘の誕生や仕事もイベント事が多く、結果、リポート③の解答は優秀終了の期限(4ヶ月)ギリギリとなってしまいました。
<以下、お時間のある方のみご覧ください>
次に書く内容な絶対に真似をしてはいけませんが赤裸々に書きます。私はリポートを送付が面倒で後回しにしていた結果、3つのリポートを一気に送付(提出)しました!(しかも優秀終了の条件期日ギリギリに。)
何が面倒だったのかというと、おそらく封筒に入れ、切手を買い、投函するという単純作業です。
本来であればリポート①を送付すると添削・返却され、その結果を確認してからリポート②に取り組むことができます。次の章で後述しますが、そうすることで学習のポイントを掴むことができ、学習を調整していくことができます。一方、私はそういったメリットをガン無視してしまいました。みなさんはおそらくそんな真似はしないと思いますが、一応書きます。レポートが終わったら、その都度、早めに協会へ送付しましょう。
2. リポート結果の詳細
2-1 リポート添削・返却
添削された文章が返ってくると、驚くほど赤字で埋め尽くされてきました。そのため、一瞬点数がとてつもなく低いと勘違いしてしまうほど。しかし、それは添削してくださった講師の方の丁寧な解説でした。「◯◯の部分はしっかりと試験までに見直しておきましょう」などのアドバイスもたくさんあり、テキストのどの部分が大切なのかなど、情報の取捨選択ができるように書いてくれていました。
以下は私のリポートの採点結果です。平均90点を取らないと優秀終了にならないため、ドキドキしていましたが、答えを見て解答しているようなものですから、間違えていては大問題ですね。(といって満点ではない私...)
リポート①:99点 リポート②:99点 リポート③:98点
テキストと問題をとにかく見比べ解答しただけです。そのため点数と添削を見る限りは、テキスト熟読で十分対応できる難易度と言えるでしょう。一方で、誤りを見つける五肢択一問題はかなり見落としがかなり起こるので要注意。
2-2 結果を受けての感想・アドバイス?
優秀修了の期間に終えられ、まずは一安心でした。
テキストの量には圧倒されましたが、読書習慣が全くない私でも終えられる量なので、受講を考えている方は焦らず、1ヶ月に1リポートをさらに細分化して取り組むスケジュールを立てると良いでしょう。リポートの問題に解答する際は必ずテキストを熟読しながら解答しましょう。リポート解答をテスト形式でと90点以上はほぼ不可能と思うほどでした。堂々とテキストを見ましょう。
3. まとめ
・平日は学習ほぼゼロ。休日に3〜4時間程度。(毎週ではなかった。)
・テキストを熟読しながら解答をしましょう。
・早めの提出とそれに向けたスケジュールを細かく立てましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次回、1次試験対策編 〜受験生時代の自分との戦い〜