腹部開放管理の話
大腸全摘出、人工肛門の造設の他に術後驚いたのが腹部開放でした。
余分な体液を外で出すのが目的らしく2回目の手術まで腹部は開放されたままでした。痛みはなくガーゼを当てて日常を過ごしていました。大腸全摘出と言っても一度で全摘出をするわけではなくまだ一部が残存しています。そこは相変わらず潰瘍性大腸炎を患っているため、肛門からレクタブルという注腸フォームを噴射して治療を続けました。腹部は開放されているので肛門から噴射をすると腹部から薬が出てきて、本当に開いているんだと最初は驚きました。
腹部開放部からの体液
担当医曰く“膿”ではないですが、(形状は膿に見えます)“体液”が出てきます。すごいと二重に巻いたガーゼを2枚をテープで止めていても大量過ぎて漏れ出てくることも2回や3回ではありませんでした。なので、外出する際は代えの下着、ガーゼ、テープそして人工肛門用の道具一式は荷物ではありましたが常に持ち歩いておりました。潰瘍性大腸炎の手術でこの術式が一般的かどうかはわかりませんが、私の場合は大腸全摘出、人工肛門、腹部開放の3セットでした。
最近はお手洗いがきれいな所が増え、当時、人工肛門を増設していた僕にとってはとてもありがたかったです。お手洗いを掃除していただいている方々にも今でもたいへん感謝をしております。
次回は、2回目の手術に向けての日々と特にお仕事について書きます。
お仕事はお金に結びつくため、有料記事になることをご理解いただけますと幸いです。逆に読んで実践のヒントにしていただければ、副業として稼ぐのが可能と思いますのでご参考ください。
つづく
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