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30歳からでも遅くない!英語で外資転職①

 30歳になるまで留学や海外赴任など英語経験が全くなかった私ですが、1年間の勉強で、イギリスに本社がある企業の日本支社(公用語は英語)に内定をいただき、転職をすることができました!

 外資への転職という成果を出せたことで、多くの元同僚や友人から英語学習方法について質問されたので、せっかくですからより多くの人に私の経験と英語学習のポイントを共有したく、記事にまとめました。

今回の記事をぜひ読んでほしいのは、こんな方々です!
留学や海外赴任経験がない(海外経験がある人向けのやり方ではない)
海外留学は簡単ではない(今のキャリア大事、家族がいるし難しい、等)
今の会社で海外経験は積めない(海外部門がない、異動困難、等)
・TOEICの点数だけではなく、話せる英語を身に着けたい。

本記事は全部で5本となります。
1年間の勉強の中で試行錯誤したポイントについてシェアしていきますので、お楽しみください!!

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・・・っといきなり結論から話すことになりますが、私は2018年10月から外国人と住むシェアハウスに引っ越して、そこで英語を勉強することで、”英語が話せる”ようになりました。

ただ、いきなりシェアハウスに引っ越して勉強せよ、と言われてもハードルが高いと思いますので、この記事で実態を理解していただき、覚悟を決めて行動に移したり、エッセンスを活用していただければ嬉しいです。

今回の記事では、シェアハウスを選んだ理由と、実際に住んでよかった点についてお話します。



1.シェアハウスを選んだ理由


ー①これまでとは違う勉強法が必要だった!ー
大学卒業後、全く英語を使用していなかった私にとって、英語を話せるようになるためにはこれまでと同じ勉強ではダメだと感じていました。

だってそうでしょう。大学受験であんなに勉強しても、全然英語しゃべれるようにならなかったんですからね。。。ましてやそれから10年近い月日が流れ、必死に覚えたターゲット1900(懐かしい)も記憶の彼方に。

帰国子女や外資で働いている友人に、英語を始めようと思うと相談してみたところ、彼らは口を揃えて

「今すぐ仕事を辞めて海外留学しろ!」

と言ってくる始末・・・でも会社の制度で長期休暇制度などもなかったため、海外留学を選択する場合は今のキャリアを中断せねばならず、残念ながらその選択をとることはできませんでした。

実際、よほど強みのあるスキルを持っているか、第2新卒の範囲にいる方でなければこの選択をするのは困難ではないかと思います。

そんな状況の中で考えたのが、私生活を100%英語にする、という選択肢。仕事でつかえないなら、せめてプライベートを英語にすることで、話せる英語が身につくのではないかと考えました。


ー②モチベーションを継続する必要があったー
これまでの人生でジム通いを3回も挫折した私です。普通に英会話を始めたり、独学でテキスト学習をするだけでは絶対に続かないと分かっていました。人間、楽な方に流れる生き物ですから。

私生活を全部英語にするためには、自分の意志では続かないことが分かっていたので、英語を使わざるを得ない環境に入る必要がありました。そこで、私生活で”日本語が話せない英語話者”と生活をする環境=外国人とシェアハウスという結論になったのです。

そんなわけで、調べてみると外国人とシェアハウスできる物件というのがあることを知り、さっそく電話。空きがある物件を内見させてもらい、その日に申し込みました。


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2.実際に住んでみてよかったこと


ー①日常生活で使う言葉を覚えられるー
皆さんは、”ピーマン”って英語で言えますか?”燃えるゴミ”や”元カノ”は?笑
私はすべてシェアハウスに来てから初めて覚えました。大学生までの英語学習では、動詞や形容詞の勉強はずいぶんやりましたが、”名詞”の勉強は全然足りてないんですよね。これが英語が使えない理由の1つじゃないかと感じました。

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シェアハウスに住んで使う英語は「日常会話」なので、これらの名詞は住んでいればどんどん覚えることができます。努力不要でいいでしょ笑


ー②スピードと発音に慣れるー
私の入居したシェアハウスでは、10人の外国人のうちネイティブはたった二人。残りはすべて英語が第2言語の人ばかりでした。ですから自然と、
フランス人やドイツ人、韓国人など様々な発音を聞くことになりました。

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これがもう大変聞き取りづらい笑 いや、私も人のこと言えないのですが、
そもそも聞き取れても理解できないようなレベルなのに、発音が全然違うので本当に大変です。ただし、しばらく一緒に住んで聞いていると、だんだん発音に慣れてきます。頭で理解する、というよりは耳が拾えるようになるという感覚で。

私は2か月くらいしてようやく何となく単語が分かるようになってきました。

また、話すスピードも速すぎて1回目で聞き取れることはまずありませんでした。え、何?と聞き返してゆっくり話してもらってようやくなんとなく分かる、そんなレベルでした。

改めて考えてみると、教材を使った英語学習では丁寧できれいな発音の英語を聞く経験ばかりです。そして”教材用のスピード”で話してくれます。これは実際の英会話とはずいぶん異なります。
感覚値としては、教材のスピードの1.2~1.5倍が日常会話の英語スピードです。※当然ですが、教材によります。

学校で勉強する英語のレベルから、使える英語のレベルに上がるためには、
これが最も高いハードルの一つだと思います。


ー③いつでも質問できるー
入居前から、わからないことをいつでも質問できる環境だと期待していましたが、期待以上でした。みなさんも、同じ和訳になっている英単語の違いがよくわからなかった経験はありませんか?
そういった単語や文法の”使い分け”や感覚的な違いについていつでも気軽に聞けるのは本当にありがたい。
特にマルチリンガルの人は言葉の意味や使い方の説明が上手い人が多く、また日本語が上手な外国人がいれば補足的に日本語でも説明してくれるかもしれません。



いかがでしたか。当初は単に英語を使う機会が増やせることを期待していましたが、実際に住んでみると期待以上に効果が高く、自分でも英語力の向上を実感できたのはシェアハウスを選んだからこそだったと思います。

この方法に興味を持っていただいた方は、ぜひ第2章もお読みください。次回はシェアハウス物件選びのコツと、苦労したことをご紹介します。

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