ピアノがロックしてる洋楽!~音楽note~
9月も終わりに近づきいよいよ秋も深まりつつある・・・と言いたいところですが、まだまだ暑い日が続きますね。いかがお過ごしでしょうか。ぐっでぃテレビのモーリーです。
大好きな夏も終わり、夏の終わりの寂しさもひと段落。今は秋を楽しむモードに入った私モーリー。今回も素敵な音楽と共に音楽noteを楽しんでみたいと思います。
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今回のテーマは『ピアノがロックしてる洋楽!』。
ロックやポップスにおいて、花形楽器と言えばギターを想像する人も多いはず。確かにロックバンドにはカッコいいソロを弾くギターリストはそのバンドの中心人物であることもしばしば。
一方ピアノを使った曲を思い浮かべると、メロディが綺麗な曲だったり、バラードだったり、弾き語りだったりとどちらかと言えば、メローな曲が出てきがちですが、ピアノがギターをしのぐ勢いでロックしている曲って意外とあるんです!!
今回は「ピアノがロックしてる洋楽!」を聴きながら音楽oteを楽しんでみようと思います。さぁどんな曲が飛び出すやら!!皆さんもラジオ感覚で楽しんでもらえると嬉しいです。それでは早速行ってみましょう!!
I Feel the Earth Move(空が落ちてくる)-1971- / Carole King(キャロル・キング)
まずは名盤!!「つづれおり」のオープニングナンバーであるこの曲からスタートしましょう!!ピアノとベースのコンビネーションがかっこよすぎます!!Aメロの緊迫感のあるピアノのメロディの後にBメロでは一気にそれを開放するかのような、ふわっとしたメロディ、この緩急こそこの曲の聴きどころなんじゃないかなぁなんて勝手に思っています(笑)
キャロル・キングはもともと職業作曲家なので、ピアノで曲を作ります。60年代には作曲家としてたくさんのヒット曲を飛ばしました。このアルバムに入っている「Will You Love Me Tomorrow?」も60年代に女性ボーカルグループ「シュレルズ」に提供したヒット曲。「つづれおり」は秋に聴くと本当に心に染みる曲がたくさん収録されいます。捨て曲なしの名盤なので秋の夜長に是非!!
Zak and Sara(ザック・アンド・サラ)-2001- / Ben Folds(ベン・フォールズ)
何かのCMソングに使われていて、お気に入りになった一曲。ひょっとするとこの曲聴いたことあるなぁと思った方もいるかもしれません。
とにかくピアノがカッコいい!!イントロのピアノで弾くアルペジオ?(っていうのかなぁ?)とドラムの絡みがかっこよすぎる!!その後のビーチボーイズ風のコーラスも最高!!とにかく爽快感1000%の一曲です。
ベン・フォールズさんってほとんどの楽器を自分で演奏し、それを多重録音することで曲を作っているそう。むちゃくちゃ凄い人です。決してロックヒーローっぽいたたずまいではない、何だったらちょっと秀才っぽいビジュアルもグッド!!とにかくお洒落でカッコいいです!!ビートルズやビーチボーイズが好きな人なら絶対好きになるはず!!
Hey Bulldog(ヘイ・ブルドッグ)-1969- / The Beatles(ザ・ビートルズ)
大好きなビートルズからも一曲。実を言うと「レディ・マドンナ」と迷ったのですが、よりロックっぽい曲をということで今回はビートルズの中では隠れた名曲「ヘイ・ブルドッグ」をチョイス。
イントロの危機感迫るピアノのリフから、終始ガチャガチャ鳴り響くピアノのバッキングが最高!!「ピアノでロックはこうやってやるんじゃい!!」っていうのを見せつけられているような感じすらします。
それにしてもこんなにカッコいい曲なのに、シングルカットもされず、イエローサブマリンのアルバムにひっそり入っているだけというところにビートルズの凄さを感じます。
それにしてもこの曲を聴いているとピアノとベースの相性って本当にいいなぁって思います。ギターとベースだと同じ弦楽器ということもあり、良くも悪くも中和するんですが、ピアノとベースとなるとピアノもベースもエッジが立っているといいますか、いい意味でバラバラ感があるのがいいです。この曲もそんな一面を楽しめます。
と言いながらも「レディ・マドンナ」も聴きたくなっちゃいました↑
やっぱりこっちもいい!!番外編ということで、こっちも聴いてもらえると嬉しいです。「ヘイ・ブルドッグ」がロックなら「レディ・マドンナ」は古き良き時代のチャールストン風かなぁ。
Don’t Stop Me Now(ドント・ストップ・ミー・ナウ)-1979- / Queen(クイーン)
ピアノロックと言えばこの曲も忘れてはいけません!!ピアノのドライブ感がたまりません!!クイーンと言えば、ブライアン・メイのギターをフューチャーした曲も多いですが、この曲はフレディのピアノを全面的にフューチャーした曲です。
その昔この曲もCMで使われてましたね。当時クイーンについてあまり詳しくなった私、この曲はCMソングとして知りました。「めっちゃカッコいいやん!!」って思ったら画面の端に「曲:Queen」って書いてあるじゃないですか。すげーって思ったことを覚えています。
映画「ボヘミアン・ラプソディ」でも後半の重要なシーンで使われていましたね。とにかくドラマチックで情熱的で、そして爽快感のある大好きな一曲です。
ちょっと余談・・・クイーンでのピアノをフューチャーした曲と言えば、この「Somebody To Love」も捨てがたいですよね。
「Somebody To Love」はこちら↑
今回はロック調のピアノ曲で選んだので今回は「ドント・ストップ・ミー・ナウ」にしたんですが、ゴスペルのようなオペラのようなこの曲もやっぱ凄いカッコいいや!!
Don't Stop Believin'(ドント・ストップ・ビリービン)-1981- / Journey(ジャーニー)
「ドント・ストップ・ミー・ナウ」聴いたんならこっちも聴かなきゃダメでしょ!!ってことでこちらはジャーニーの「ドント・ストップ・ビリービン」。全面に渡ってピアノが目立っているってわけではないんですが、やっぱりこのイントロのピアノは印象的すぎるでしょう!!
なんだかんだ言っていい曲ですよね!!ちなみに私がこの曲を好きになったきっかけはジャーニーではなく、コーラスをテーマにしたドラマ「Glee」で歌ってるのを見て。当時、海外ドラマが好きで色々見ていたんですが「Glee」も最初の頃少し見てました。(その後なぜか途中で離脱してしまいました・・・)
グリーのバージョンはこんな感じ↑ピアノとは関係ないけどこっちもカッコいいなぁ!!
Saturday in the Park(サタデー・イン・ザ・パーク)-1972- / Chicago(シカゴ)
この曲もピアノでロックしている曲で忘れてはいけない大好きな一曲。こちらもピアノのガチャガチャ感が最高です。シカゴと言えばホーンセクションをふんだんに使ったブラスロックなのですが、ブラスとピアノの相性ば抜群です。
皆さんは定期的に聴きたくなる一曲ってないですか。私にとってこの曲はそんな一曲。初期のシカゴはバリバリのロックで、後期のシカゴはメローなAORといったイメージなのですが、この曲はそんなロックとAOR的なテイストとちょうど融合した感じの曲で大好きな一曲です。
Mr. Blue Sky(ミスター・ブルー・スカイ)-1978- / ELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)
最後は、ビートルズ、ビーチボーイズに並んで大好きなバンドELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)の「ミスター・ブルー・スカイ」で締めましょう。
やっぱピアノでするロックの醍醐味と言えば、何度も言いますがピアノのガチャガチャ感でしょう。この曲もピアノのガチャガチャ感を楽しめる一曲です。
私がELOに興味を持ちだした2000年代初頭は若者にはちょっとマニアックな存在だったかもしれませんが、今ではCMなんかにも使われて一度は聴いたことがある人も多いはず。
youtubeで見つけた2016年のライブ映像なんですが、現在でもELOのジェフリンは精力的にライブ活動をやっている様子。もし来日したら絶対に行きたいアーティストの一人です。
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いかがだったでしょうか。今回は「ピアノがロックしてる洋楽!」をテーマに思い当たる曲を気ままに聴いてみました。聴いていくと、あれもこれもって意外とまだまだたくさんピアノが活躍するロック曲ってありました。
また機会があればピアノ曲だけでなく、ドラムがカッコいい曲やギターがカッコいい曲など聴きながら音楽noteを楽しんでみたいと思います。
秋の夜長、皆さんも気分に合わせて素敵な音楽ライフ楽しんでくださいね。