好きなものを好きな時に食べたら
以前わたしは外出先で、どんなに値段が高くても、今日は食べたいと思ったものを絶対に食べると決めました。
その時はたしか「何か美味しいもの」が食べたかったと記憶しています。
そして近くの飲食店をまわり、色々みて回りましたが、どれもピンと来なかったので、その場で真剣に考えました。
そして頭に浮かんだのは、焼きたらこでした。
わたしの大好物です。
焼きたらこなら炊き立てのご飯だな、と思いました。
自炊は面倒でしたが、もう焼きたらこしか食べたくなかったので、某高級スーパーをまわり、一番良さそうなたらこと、近くに置いてあった縮緬雑魚を買って、帰りました。
もう帰りの電車の中は、焼きたらこのことしか頭にありませんでした。既に興奮状態でした。
縮緬雑魚もわたしの食欲を掻き立ててきます。
いかにそれらを美味しく食べるか、そのことばかり考えていました。
家に帰るとさっそくご飯を炊飯器にかけて、じっくりとたらこを焼きました。
ああ、早く食べたい!!!
うちにある94年製の炊飯器は、古いけれど、めちゃくちゃいい働きをしてくれます。
今はもうわたししか使っていませんが、手放せない存在です。
ご飯も期待できます。
そしてご飯が炊けて、たらこも焼けて、縮緬雑魚を用意して、わたしはもうこの後やってくる喜びを確信していました。
そしてひと口たらことご飯を食べた時の絶頂は、言葉では説明しきれません。
自分が食べたいものを、食べたい時に、期待通りの味で食べることが出来て、全身が喜んだというかんじです。
あの時の興奮や喜びは、ぜひあなたにも味わっていただきたいと思います。
食べることに限らず、自分を喜ばせるために、全力を使ってみるのは楽しいですよ。