『多発』

夢は何度か見ていたが、書く気も起きず、そうこうしているうちに内容が散らばって消えてしまうため暫く書いていなかった。

今日見た夢があまりにもリアルで、この時間まで覚えていたので書こうと思う。

日本だとは思うが、一斉多発で大きな地震がそれぞれの場所で3回起きた。

8階建ての4階に、母と姉と私がおり、揺れがおさまった後にベランダから外を覗くと、大きな駐車場の場所に、外国によくあるようなピルアパートメントのような建物が途中からひしゃげて天井が無く、どこかのフロアと部屋、中にいる人達が丸見えになり、傾いていく建物の中の床をずり落ちてゆく。

まるでタイタニックの映画で船が垂直になった時に人が下に落ちていく時のように、床を滑り落ちながら壁にぶつかり何とか引っかかった男性がいた。

それを斜め上から助けるため医者のような格好をした男性が手を伸ばし、周りの柱等に掴まりながら、壁にとどまっている男性に手を差し伸べ助けている。

ただ事じゃない。

私は、夢の中でいつも自分の借りている部屋があるが、毎度部屋のサイズや間取りは違っていたり同じだったり、番地が少し離れていたりする。

今日も夢の中の自宅に戻って、中を見てこないと行けないと気づき、すぐさま自宅へ戻る。

この時の夢の中の部屋は、二階建ての向かい合わせになってるアパートで、私は1階に住んでいた。

お向かいさん達に「部屋から出て避難してください!」と声を掛け、気づいてもらう。

自宅へ入ると、机や色んなものがひっくり返っていた。

鳥かごも落ちて中にいた小さな鳥が弱りかけていた。
すくい上げて必死に暖める。

抱きしめたまま母と姉のいる家へ戻った所で、突然嫌な気分のまま目が覚めた。

時計は午前3:47分。

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