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【俺の名言コースター 名言#28】

40代女性yukoさん の名言

なるほど〜おなかと平和🕊

学生時代の「学食」を思い出しました。
「学食」あるいは、「学校の近くにある食堂」。

学生時代というのは、脳内ホルモンのダムが決壊しながら沸り続ける時期。
「大盛り無料」
それは彼らにとっての社会秩序維持システムのひとつです。


かくなる私も、ご多分にもれずお金のない学生時代に腹ばかりはちゃんと減っており、大学正門前の『四川屋台』という街中華に命を救われた経験があります。

弁当は、飲食店を始めた今考えると胸が痛くなるボリュームで500円。税込です。

ランチも夜も、店内の白米は無限におかわり無料(大釜セルフ)。今もアメフト部員の身体の8割は四川屋台の米でできているはずです。

ご飯と共に、各テーブルに設置されたゴロゴロ大きな漬物も食べ放題だった。即ち、漬物丼は永遠に無料という事だ。

しかし、ここばかりは店主の危惧の片鱗が現れており、

「漬物が全く白米に合わない」。

驚くほど白米が進まない。

何処でも食べた事のない味の漬物だ。
今となってはあれは漬物だったのかどうかすらわからない。"漬物か何か"としておくのが妥当だろう。

床はいつもベタついている。いや、ヌルついている。無回転でピンまで到達できるボウリング上のレーンだ。酔った先輩は何度か転んだ。無事に歩くにはコツとシラフが必要だ。

名物の坦々麺(ゴマ多めがおすすめだ)は十中八九、運んでくる異国の従業員の親指が浸かっていた。
先輩は異国の出汁が出ているから美味いんだと豪語した。一緒に行くたびに豪語した。彼はきっとそのまま中年になっているんだろう。

その坦々麺には確実な中毒性があった。
研究室の皆で散々飲んで食べて解散したあと、ふと通りかかった時にはさっきまで一緒に飲んでいて、1人でさりげなく帰った先輩の背中があった。今でもわすれない。
私はその先輩の苗字をモジって、陰で「シセ根さん」と名付けた。どういうわけか、すぐに陰ではなくなった。おそらくすぐに面頭向かって言ってしまったのだろう。

 
 

あぁ、ちょっと四川屋台行って来ます。


ポストありがとうございました☕️



[俺の名言コースター]
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