メニューの半分くらいがないレストラン
今日はランチタイムの時間があまり取れなくて、短時間でパッと食べられるものがいいなぁ、と一緒にいる同僚とレストランに入ったんですよ。
その前に入った2軒は満席状態で、ちょっと時間がかかりそうだったので、すぐに入れる店に。
メニューには結構色々あって、チキンステーキとかカキフライとか、パスタランチも何種類かあって、サイドもそれなりにあり、なかなか良さそうなところ。
だがしかし、今日は時間がないので、サクッと決めて店員さんを呼んで注文を。
「チキンステーキお願いします」
「それ、今はやってないんですよ」
はい?思い切りオススメとして書いてますけど、どういうこと?
しゃあないので、いくつか別のメニューを聞くとそれも「やってない」と。じゃあ短時間でできる料理は何があるのか聞いてみたら、
「日替わりとかカレーですかね」
同僚は日替わりを頼み、私はカレー。カレーのサイドメニューとしてゆずジュースがあったので、それも頼もうとしたらやっぱり
「それ、今ないんですよね」
だったらなぜメニューに堂々と書いてあるの?
多分パスタも殆どやってなさそうだし、メニューに書かれているもののうち、半分以上はやってないんじゃないかと。
ここまで来ると、逆に面白くなってきますね。むしろできるやつはどれなの?って聞きたくなってきます。
これはレストラン側がお客さんの期待値のコントロールを完全に失敗してるケースですね。メニューで期待値を上げといて、一気に落とすっていう次からお客さんが来なくなるパターンです。
期待値のコントロールをちゃんと行うことで、トラブルや怒りを未然に防ぐことができます。
アンガーマネジメント的にも大切な考え方です。