夢女、短歌詠もうぜ！
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夢女は短歌と相性がいいと思う
Twitterのプラスタグとpixivに生かされている夢女たる私が、短歌を詠み始めました。
夢女とは、推しと恋する二次創作を読んだり書いたりする人種のことです。夫の影響で見始めたハイキューにドハマリし、古に携帯小説大好きっ子だった私は立派な出戻り夢女になってました。
というか令和の夢摂取がお手軽すぎるのもよくないと思う。ランキングサイトをめぐったりパスワードを血眼になって探すでもなくTwitterの〇〇プラスタグを辿れば夢が見られるんですよ。
良い時代。
……というのは置いといて、今日は短歌の話をします。
自分が短歌を作るようになって、夢女ってめちゃくちゃ短歌と相性良くない？！ と思ったんですよね。
だって、自分を主体にしない恋の歌をなんの抵抗もなく詠めるんですよ。
推しの後輩になったり先輩になったり同級生になったりマネージャーになったりと変幻自在の恋愛妄想を楽しんでる夢女は、どんな目線でも恋ができるんです。
それを三十一文字にしてアウトプットすれば推しへの夢短歌が出来上がる。楽しい。
ぜひ同志はpixivとTwitterのタグ回遊の合間に短歌を詠んでみてください。
ちなみに私が初めて詠んだ恋の歌はこれで。
「虫除け」とあなたがくれた香水のせいで新たな恋もできない
くろーてつろーが付き合ってた時に「虫除け」ってくれた香水のせいで別れてからも忘れられなくて、新しい恋をしようという気にもなれなくて泣きたい
という地獄の夢妄想からできた歌です。
というわけで私が詠む恋の歌の先にいるのは基本的に推しだと思われますので、今日も夢見てるな！ と思っていただけると幸いです。
詠まなくても読むだけで楽しい！
ちなみに作るのはちょっと……という方は推しのイメソン探すみたいな要領で推し短歌を探してみるのもお勧めです。
もともと私は短歌読み専で、いつからか「この歌めっちゃ推しとの恋愛だ！」みたいな感じで、推し短歌を探す気持ちで歌集をたくさん読んでは好きな歌を書きためてました。今もそうやって楽しんでます。めっちゃ健康にいいです。捗る。
夢女のお勧め歌集
夢女としての私の激推しは岡崎裕美子さんの『発芽/わたくしが樹木であれば』です。推しすぎて夢女仲間に買ってプレゼントしました。オタクなので。
特に
階段ですれ違うとき目が合えば あなたの組織になりたい、はやく
は、くろおてつろーと社内恋愛をした存在しない記憶が思い出されるし、
抱かれてもいいと思った雨だった あなたの背中のほんとに白い
は、つきしまけーと雨に降られた日の存在しない記憶が思い出されます。
と、素敵な歌がたくさんあるのでぜひつきしまとくろーの夢女の方は(もちろんそうでない方も)買って読んでください。なんかアフィリエイトみたいになっちゃったけど本当におすすめしたいだけなんです…！！笑
というわけで、全国の夢女のみんな、短歌で推しとの妄想をさらに楽しみましょ！