夏の記録4つ
①
早朝の山のにおいは緑と水のさらさら流れていくような。そんな感じ。とにかく透き通っていて流れている。淀みがなくて気持ちがいい。日々の滞りがすっと溶けていくような感じがする。コーヒーを分厚いマグカップにじゃぶじゃぶと注いで外で飲む。夏の朝だ。緑は雑多で、生命力に満ちていた。朝ごはんにホットサンドを食べた。その後は眠ったりドラマを観たりして過ごした。
②
知らない土地の道路を永遠と走っていた。
③
ミネラルウォーターのラベルを剥がして捨てた。帰宅してすぐに珈琲を飲んだ。全てを消すようにしてシャワーを浴びた。唇が乾燥してる。
④
迷った末に歯医者の予約をした。予約をしたのに何回も行くかキャンセルするか悩んでる。意味が分からない。この性質は不便だと思うから修正したい。
終